エッジコンピューティングとは?
エッジコンピューティングとは、データの発生源(センサや端末)に近い場所で処理を行い、クラウドなど遠隔のデータセンターへの通信量や遅延を減らす仕組み。すべてのデータをクラウドに送って処理するのではなく、現場に近い側で一次処理を済ませる考え方。
応用情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2024年度)。
えっじこんぴゅーてぃんぐ
エッジコンピューティングの意味
データの発生源(センサや端末)に近い場所で処理を行い、クラウドなど遠隔のデータセンターへの通信量や遅延を減らす仕組み。すべてのデータをクラウドに送って処理するのではなく、現場に近い側で一次処理を済ませる考え方。
エッジコンピューティングの具体例
工場のセンサデータをその場のエッジサーバで異常検知だけ先に行い、詳細な分析が必要なデータだけをクラウドに送ることで、通信量を抑えつつ即座に異常を検知できる。
エッジコンピューティングは試験でどう引っ掛けられる?
エッジコンピューティングはクラウドを置き換えるものではなく、現場側で一次処理をして役割を分担する考え方。処理を集約するグリッドコンピューティングや、中央のデータセンターに集めるクラウドとは、処理を行う場所の向きが逆(中央へ集めるか、発生源へ寄せるか)。またフォグコンピューティングはエッジとクラウドの中間層を指す語で、同義ではない。
エッジコンピューティングと関連する用語
エッジコンピューティングが出た過去問
IoTの技術として注目されている、エッジコンピューティングの説明として、適切なものはどれか。
正解:演算処理のリソースを端末の近傍に置くことによって、アプリケーション処理の低遅延化や通信トラフィックの最適化を行う。
要点:エッジコンピューティングは端末近傍処理で低遅延化する
エッジコンピューティングは、クラウドに集約せず、端末の近くに配置したサーバで処理を行う方式である。処理と応答が端末の近傍で完結するため遅延が小さくなり、クラウドへ送るデータ量が減って通信トラフィックも抑えられる。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問72(IPA)IoTの技術として注目されている、エッジコンピューティングの説明として、適切なものはどれか。
正解:演算処理のリソースをセンサ端末の近傍に置くことによって、アプリケーション処理の低遅延化や通信トラフィックの最適化を行う。
要点:エッジコンピューティングは端末近傍で処理し遅延と通信量を削減
エッジコンピューティングは、クラウドへ全てのデータを送らず、センサや機器の近く(エッジ)に演算資源を配置してその場で処理する方式である。応答までの遅延を小さくでき、ネットワークへ流すデータ量も減らせるため、IoTの大量デバイスに適する。クラウドとの役割分担で構成するのが一般的である。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問73(IPA)IoTの技術として注目されている、エッジコンピューティングの説明として、最も適切なものはどれか。
正解:演算処理のリソースをセンサー端末の近傍に置くことによって、アプリケーション処理の低遅延化や通信トラフィックの最適化を行う。
要点:エッジコンピューティングは端末近傍で処理し低遅延と通信量削減を実現
エッジコンピューティングは、データを生み出すセンサーや端末の近くに処理能力を配置し、そこで一次処理を済ませてしまう方式である。クラウドまで往復しないため応答が速く、必要なデータだけを送るのでネットワークの通信量も抑えられる。よってアが正解。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問72(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。