トレーサビリティとは?
トレーサビリティとは、製品や部品が、いつ・どこで・誰によって作られ、どの経路で流通したかを追跡できる状態にすること。生産側から消費者へたどるトレースフォワードと、消費者側から遡るトレースバックがあり、不具合発生時の回収範囲の特定と原因究明を短時間で行うために整備する。
応用情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
とれーさびりてぃ
トレーサビリティの意味
製品や部品が、いつ・どこで・誰によって作られ、どの経路で流通したかを追跡できる状態にすること。生産側から消費者へたどるトレースフォワードと、消費者側から遡るトレースバックがあり、不具合発生時の回収範囲の特定と原因究明を短時間で行うために整備する。
トレーサビリティの具体例
食品ではロット番号と生産履歴を紐づけ、異物混入の際に該当ロットだけを回収して被害と損失を抑える。自動車では部品のシリアル番号と組付け記録を残し、リコール対象を車台番号の単位まで絞り込めるようにする。
トレーサビリティは試験でどう引っ掛けられる?
記録を取っていることと追跡できることは別で、ロットの単位が粗いと回収範囲が一気に広がる。ソフトウェア分野では要件とテストの対応を示すトレーサビリティマトリックスを指し、意味が異なる点にも注意。
トレーサビリティと関連する用語
トレーサビリティが出た過去問
システム要件定義プロセスにおいて、トレーサビリティが確保されていることを説明した記述として、適切なものはどれか。
正解:利害関係者の要求の根拠と成果物の相互関係が文書化されており、開発の途中で生じる仕様変更をシステムに求められる品質に立ち返って検証できる。
要点:トレーサビリティは要求と成果物の対応を追跡できること
トレーサビリティとは、要求とそれを実現する成果物との対応関係を追跡できることをいう。利害関係者の要求がどこから生じ、どの設計や実装に結び付いているかが文書化されていれば、途中で仕様変更が起きても、元の要求や求められる品質に立ち返って妥当性を検証できる。
出典:令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問64(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。