合併両立とは?
合併両立とは、2つの関係が同じ次数をもち、対応する属性の定義域が一致している状態。和・差・共通の集合演算を適用するための前提条件。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2021年度〜2025年度)。
がっぺいりょうりつ
合併両立の意味
2つの関係が同じ次数をもち、対応する属性の定義域が一致している状態。和・差・共通の集合演算を適用するための前提条件。
合併両立の具体例
「今月受注した顧客」と「先月受注した顧客」がどちらも(顧客コード, 顧客名)の構成なら和が取れる。
合併両立は試験でどう引っ掛けられる?
前提として必要なのは和・差・共通(積)だけで、直積・結合・射影・選択には要らない。条件は次数と定義域の一致であって、属性名が同じである必要はない。
合併両立と関連する用語
合併両立が出た過去問
関係Rと関係Sに対して、関係Xを求める関係演算はどれか。
正解:和
要点:同じ列構成の関係の行を重複なく合わせる演算が和
関係Xの内容は、関係Rの3行と関係Sの2行を合わせ、重複する行を1つにまとめたものになっている。これは集合演算の和(UNION)の結果である。和・差・積(共通)はいずれも和両立(同じ属性構成)である関係どうしに適用できる演算である。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問26(IPA)和両立である関係RとSがある。R∩Sと等しいものはどれか。ここで,-は差演算,∩は共通演算を表す。
正解:R-(R-S)
要点:R-(R-S)は差演算だけで共通部分R∩Sを表す等式
R-Sは「Rにあり、Sにない部分」なので、これをRからさらに引くと「Rにあり、かつSにもある部分」だけが残る。すなわちR-(R-S)=R∩Sとなる。集合の差を2回使って共通部分を表す、集合演算の基本的な等式である。
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問28(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。