営業利益とは?
営業利益とは、売上高から売上原価を差し引いた売上総利益から、さらに販売費及び一般管理費を差し引いた利益。本業の稼ぐ力を表す。営業外収益・費用は含まない。
応用情報技術者試験の過去問では7回出題されています(2016年度〜2025年度)。
えいぎょうりえき
営業利益の意味
売上高から売上原価を差し引いた売上総利益から、さらに販売費及び一般管理費を差し引いた利益。本業の稼ぐ力を表す。営業外収益・費用は含まない。
営業利益の具体例
売上高1,000、売上原価600、販管費250なら営業利益は150。
営業利益は試験でどう引っ掛けられる?
受取利息や支払利息は営業外項目であり、営業利益の計算には入らない。
営業利益と関連する用語
営業利益が出た過去問
今年度のA社の販売実績と費用(固定費、変動費)を表に示す。来年度、固定費が5%増加し、販売単価が5%低下すると予測されるとき、今年度と同じ営業利益を確保するため…
正解:2,862
要点:必要販売量=(固定費+目標利益)÷1台当たり限界利益
今年度の営業利益は、売上2,500×200=500,000千円から変動費2,500×100=250,000千円と固定費150,000千円を引いた100,000千円です。来年度は販売単価が5%下がって190千円、変動費は100千円のままなので1台あたりの限界利益は90千円、固定費は5%増の157,500千円になります。同じ利益100,000千円を確保するには限界利益の合計が257,500千円必要で、257,500÷90=2,861.1…より、最低2,862台となります。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問76(IPA)今年度の事業損益実績は表のとおりである。来年度の営業利益目標を240百万円としたとき、来年度の目標売上高は何百万円か。ここで、来年度の変動費率は今年度と同じであ…
正解:2,050
要点:目標売上高=(目標利益+固定費)÷限界利益率
変動費は材料費720+外注費240=960百万円なので、変動費率は960÷1,600=0.6、限界利益率は0.4である。来年度の固定費は製造固定費380+80と販売固定費100+20で合計580百万円。目標売上高をSとすると0.4S-580=240となり、0.4S=820、S=2,050百万円。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問77(IPA)IT投資に対する評価指標の設定に際し,バランススコアカードの手法を用いてKPIを設定する場合に,内部ビジネスプロセスの視点に立ったKPIの例はどれか。
正解:注文受付から製品出荷までの日数を3日短縮とする。
要点:内部ビジネスプロセスの視点は社内業務の流れの改善を測る。
バランススコアカードの内部ビジネスプロセスの視点は、顧客満足や財務目標を達成するために、社内の業務プロセスをどう改善するかに着目する。注文受付から出荷までの日数短縮は、社内の業務の流れそのものを速める指標なのでこの視点に当たる。売上高営業利益率は財務、顧客クレーム件数は顧客、研修受講率は学習と成長の視点に対応する。
出典:平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問64(IPA)資料は今年度の損益実績である。翌年度の計画では、営業利益を30百万円にしたい。翌年度の売上高は何百万円を計画すべきか。ここで、翌年度の固定費、変動費率は今年度と…
正解:525
要点:必要売上高=(固定費+目標利益)÷限界利益率
変動費は材料費200と外注費100で計300、変動費率は300÷500=0.6となり、限界利益率は0.4である。固定費は製造100と販売80で計180。営業利益30を得るには限界利益が210必要なので、売上高は210÷0.4=525百万円となる。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問77(IPA)表の製品甲と乙とを製造販売するとき、年間の最大営業利益は何千円か。ここで、甲と乙の製造には同一の機械が必要であり、機械の年間使用可能時間は延べ10,000時間、…
正解:3,750
要点:制約条件がある場合は制約単位あたりの限界利益で優先順位を決める
制約となる機械時間1時間あたりの限界利益で比べます。甲は(30−18)÷10=1.2千円、乙は(25−14)÷8=1.375千円なので、乙を優先します。10,000時間を全て乙に充てると1,250個作れ、限界利益は1,250×11=13,750千円。ここから固定費10,000千円を引いて営業利益は3,750千円です。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問77(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。