密結合/疎結合マルチプロセッサとは?
密結合/疎結合マルチプロセッサとは、複数プロセッサの結合方式。密結合は主記憶を共有し1つのOSが全プロセッサを管理する構成、疎結合は各プロセッサが自分の主記憶とOSを持ち、通信で連携する構成。前者は台数を増やすほど共有資源の競合が効いてくる。
応用情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
みつけつごうそけつごうまるちぷろせっさ
密結合/疎結合マルチプロセッサの意味
複数プロセッサの結合方式。密結合は主記憶を共有し1つのOSが全プロセッサを管理する構成、疎結合は各プロセッサが自分の主記憶とOSを持ち、通信で連携する構成。前者は台数を増やすほど共有資源の競合が効いてくる。
密結合/疎結合マルチプロセッサの具体例
1台のサーバ内で複数コアが同じメモリを見るのが密結合。複数のサーバをネットワークで束ねて分散処理させるグリッドやクラスタは疎結合に当たる。疎結合は台数を増やしやすい反面、ノード間のデータ受け渡しが性能の壁になる。
密結合/疎結合マルチプロセッサは試験でどう引っ掛けられる?
プロセッサ数を2倍にしても性能は2倍にならず、密結合では主記憶やバスの競合、疎結合では通信負荷が上限を作る。この頭打ちを、逐次処理部分の割合で説明するアムダールの法則と併せて問われることがある。
密結合/疎結合マルチプロセッサと関連する用語
密結合/疎結合マルチプロセッサが出た過去問
密結合マルチプロセッサの性能が、1台当たりのプロセッサの性能とプロセッサ数の積に等しくならない要因として、最も適切なものはどれか。
正解:主記憶へのアクセスの競合
要点:密結合の台数効果を阻むのは共有主記憶へのアクセス競合
密結合マルチプロセッサは複数のプロセッサが主記憶を共有する構成なので、プロセッサ数を増やすほど同じ主記憶へのアクセス要求が衝突し、待ち時間が生じる。この競合がボトルネックとなるため、性能はプロセッサ数に比例せず頭打ちになる。
出典:令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問15(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。