戦略マップとは?
戦略マップとは、バランススコアカードの4つの視点(財務・顧客・内部プロセス・学習と成長)に置いた戦略目標を、因果関係の矢印で結んで1枚の図に表したもの。「人材を育てる→業務品質が上がる→顧客満足が上がる→売上が伸びる」という筋道を可視化し、指標選定の根拠を共有する。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2023年度〜2025年度)。
せんりゃくまっぷ
戦略マップの意味
バランススコアカードの4つの視点(財務・顧客・内部プロセス・学習と成長)に置いた戦略目標を、因果関係の矢印で結んで1枚の図に表したもの。「人材を育てる→業務品質が上がる→顧客満足が上がる→売上が伸びる」という筋道を可視化し、指標選定の根拠を共有する。
戦略マップの具体例
情報システム部門で「運用要員の資格取得(学習と成長)→障害対応手順の標準化(内部プロセス)→システム停止時間の短縮(顧客)→機会損失の削減(財務)」と並べ、各目標にKPIと目標値を割り当てて進捗を追う。
戦略マップは試験でどう引っ掛けられる?
BSCそのものと混同されるが、戦略マップはBSCのうち「目標間の因果連鎖を描く部分」を指す。KPIツリーは1つの最終指標を数式的に分解するのに対し、戦略マップは異なる視点をまたぐ因果仮説を描く点が違う。
戦略マップと関連する用語
戦略マップが出た過去問
バランススコアカードで使われる戦略マップの説明はどれか。
正解:財務、顧客、内部ビジネスプロセス、学習と成長という四つの視点を基に、課題、施策、目標の因果関係を表現したもの
要点:戦略マップは四つの視点を因果関係でつないだ図
戦略マップは、バランススコアカードの四つの視点である財務、顧客、内部ビジネスプロセス、学習と成長を上下に並べ、下位の視点の取組が上位の成果につながるという因果関係を矢印で表した図である。目標と施策のつながりを可視化し、戦略の筋道を関係者で共有できる。
出典:令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問68(IPA)バランススコアカードで使われる戦略マップの説明はどれか。
正解:財務、顧客、内部ビジネスプロセス、学習と成長という四つの視点を基に、課題、施策、目標の因果関係を表現したもの
要点:戦略マップは四つの視点をまたぐ課題と目標の因果関係を描く
戦略マップは、バランススコアカードの四つの視点(財務、顧客、内部ビジネスプロセス、学習と成長)を上下に並べ、それぞれの目標や施策を矢印で結んで因果連鎖として描いたものである。学習と成長への投資が業務プロセスを改善し、顧客満足を高め、最終的に財務成果につながる、という筋道を可視化できる。よってイが正解。
出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問68(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。