組織構造(職能別組織・事業部制組織・マトリックス組織)とは?
組織構造(職能別組織・事業部制組織・マトリックス組織)とは、権限と責任の分け方の型。職能別組織は開発・営業など仕事の種類で分け、専門性が高まる代わりに全体最適の判断が遅い。事業部制組織は製品・地域ごとに損益責任まで持たせ、意思決定は速いが機能が重複する。マトリックス組織は両軸を掛け合わせる。応用情報では特徴と短所の対応付けが問われる。
応用情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
そしきこうぞう
組織構造(職能別組織・事業部制組織・マトリックス組織)の意味
権限と責任の分け方の型。職能別組織は開発・営業など仕事の種類で分け、専門性が高まる代わりに全体最適の判断が遅い。事業部制組織は製品・地域ごとに損益責任まで持たせ、意思決定は速いが機能が重複する。マトリックス組織は両軸を掛け合わせる。応用情報では特徴と短所の対応付けが問われる。
組織構造(職能別組織・事業部制組織・マトリックス組織)の具体例
全国展開する小売業が、情報システム部を本社の職能別組織に置くと各事業部の要望が滞留する。そこで事業部ごとにIT担当を置き、標準・調達は本社CIO配下に残すマトリックス型にすると、現場対応の速さと全社標準の両立が図れる。
組織構造(職能別組織・事業部制組織・マトリックス組織)は試験でどう引っ掛けられる?
マトリックス組織の短所を「専門性が育たない」とするのは誤り。本質的な短所は指揮命令系統が二重になり、担当者が板挟みになること。専門性が育ちにくいのはむしろ事業部制の側の課題。事業部制とカンパニー制の混同も定番で、事業部制は資本を分けず本社が資金を配分するのに対し、カンパニー制は擬似的に資本金や貸借対照表まで割り当てる。
組織構造(職能別組織・事業部制組織・マトリックス組織)と関連する用語
組織構造(職能別組織・事業部制組織・マトリックス組織)が出た過去問
事業部制組織の特徴を説明したものはどれか。
正解:製品、地域などで構成された組織単位に、利益責任をもたせる。
要点:事業部制は製品・地域ごとの単位に利益責任をもたせる
事業部制組織は、製品別や地域別などのまとまりごとに事業部を置き、それぞれに開発から販売までの機能と利益責任をもたせる形態である。意思決定が現場に近く市場変化に速く対応できる反面、事業部間で機能が重複しやすい。
出典:令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問74(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。