GRANT・REVOKEによる権限管理とは?
GRANT・REVOKEによる権限管理とは、データベース利用者やロールに対し、表・ビュー・列単位でSELECT・INSERT・UPDATE・DELETEなどの権限を付与するのがGRANT、取り消すのがREVOKE。最小権限の原則にもとづき、アプリ用アカウントに必要最小限だけを与えるのが設計の要点。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2020年度)。
ぐらんとりぼーくによるけんげんかんり
GRANT・REVOKEによる権限管理の意味
データベース利用者やロールに対し、表・ビュー・列単位でSELECT・INSERT・UPDATE・DELETEなどの権限を付与するのがGRANT、取り消すのがREVOKE。最小権限の原則にもとづき、アプリ用アカウントに必要最小限だけを与えるのが設計の要点。
GRANT・REVOKEによる権限管理の具体例
給与表の全列は人事ロールにだけ許可し、他部門には氏名と所属だけを見せるビューを作ってそのビューにSELECTを与える。バッチ用アカウントは対象表のINSERTのみ、参照系Webアプリは読取り専用複製へのSELECTのみ、と分ける。
GRANT・REVOKEによる権限管理は試験でどう引っ掛けられる?
WITH GRANT OPTION付きで与えた権限は他者へ再付与されるため、REVOKE時に連鎖して取り消される(依存する権限も失われる)。またビュー経由の制御は、利用者が基底表への直接権限を持っていると意味をなさない。
GRANT・REVOKEによる権限管理と関連する用語
GRANT・REVOKEによる権限管理が出た過去問
RDBMSにおいて、特定の利用者だけに表を更新する権限を与える方法として、適切なものはどれか。
正解:GRANT文で許可する。
要点:表への権限付与はGRANT文、取消しはREVOKE文で行う
SQLのデータ制御言語(DCL)であるGRANT文は、指定した利用者やロールに対して表への SELECT・INSERT・UPDATE・DELETE などの権限を個別に与える。特定の利用者だけに更新権限を与えるにはGRANT文でUPDATE権限をその利用者に付与すればよく、取り消すときはREVOKE文を使う。
出典:令和1年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問27(IPA)表に対するSQLのGRANT文の説明として、適切なものはどれか。
正解:表の利用者に対し、表への問合せ、更新、追加、削除などの操作権限を付与する。
要点:GRANTは表への操作権限を利用者に付与するDCL
GRANTは、表やビューなどのオブジェクトに対する操作権限(SELECT、UPDATE、INSERT、DELETEなど)を利用者やロールに与えるSQLのデータ制御文である。取り消すときはREVOKEを使う。接続の認証や暗号化とは別の機能である。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問26(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。