サイバーセキュリティフレームワーク(CSF)とは?
サイバーセキュリティフレームワーク(CSF)とは、NISTが公表した、サイバーセキュリティ対策を体系化した枠組み。識別、防御、検知、対応、復旧という5つのコア機能(近年は統治を加える)で活動を整理する。リスクアセスメントは「識別」機能に属する。
システム監査技術者試験の過去問では4回出題されています(2020年度〜2025年度)。
さいばーせきゅりてぃふれーむわーく
サイバーセキュリティフレームワーク(CSF)の意味
NISTが公表した、サイバーセキュリティ対策を体系化した枠組み。識別、防御、検知、対応、復旧という5つのコア機能(近年は統治を加える)で活動を整理する。リスクアセスメントは「識別」機能に属する。
サイバーセキュリティフレームワーク(CSF)の具体例
現状の対策を5機能に割り付けて過不足を可視化し、検知機能が手薄であることを特定して監視体制を強化する。
サイバーセキュリティフレームワーク(CSF)は試験でどう引っ掛けられる?
5機能の並び「識別・防御・検知・対応・復旧」と、各活動がどの機能に属するかが問われる。
サイバーセキュリティフレームワーク(CSF)と関連する用語
サイバーセキュリティフレームワーク(CSF)が出た過去問
SLAを作成する際に、サービスレベル項目(SLO)、重要業績評価指標(KPI)、重要成功要因(CSF)の三つを検討する。検討する順序のうち、最も適切なものはどれ…
正解:CSF → KPI → SLO
要点:SLAはCSFで目的を定めKPIで測りSLOで水準を約束する順で作る
SLAの検討は目的から指標へと降りていく順序をたどる。まず事業目標を達成するうえで何が決定的かというCSF(重要成功要因)を定め、次にそれが達成できているかを測るためのKPIを設定し、最後にKPIに対応する形でサービス提供者が守るべき水準としてSLOを具体的な数値で定義する。指標を先に決めてから目的を後付けするのは順序が逆である。
出典:令和2年度 10月 システム監査技術者試験 am2 問11(IPA)NIST“Cybersecurity Framework:重要インフラのサイバーセキュリティを改善するためのフレームワーク(1.1版)”にある機能とカテゴリの組…
正解:識別/リスクアセスメント:自組織は、組織の業務、組織の資産及び個人に対するサイバーセキュリティリスクを把握している。
要点:CSFの識別機能にリスクアセスメントが属し組織のリスクを把握する
NISTサイバーセキュリティフレームワークは、識別・防御・検知・対応・復旧の五つのコア機能を置き、その下にカテゴリを配置する。リスクアセスメントは、自組織の業務・資産・個人に対するリスクを把握するカテゴリで、現状を把握する段階である識別機能に属する。他の選択肢は、カテゴリが本来属する機能とずれている。
出典:令和3年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問19(IPA)SLAを作成する際に、サービスレベル項目(SLO)、重要業績評価指標(KPI)、重要成功要因(CSF)の三つを検討する。検討する順序のうち、最も適切なものはどれ…
正解:CSF → KPI → SLO
要点:CSFで目的、KPIで測定、SLOで水準を順に定める
まず何を達成できれば事業目的が満たされるのか、その決め手となるCSFを明らかにする。次にCSFの達成度を測る物差しとしてKPIを設定し、最後にKPIを実際のサービス水準の約束値へ落とし込んだものがSLOになる。目的から測定指標、そして合意値へと段階的に具体化する流れである。
出典:令和5年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問11(IPA)JIS Q 27002:2024(情報セキュリティ管理策)におけるサイバーセキュリティ概念を構成する五つの属性値はどれか。
正解:識別、防御、検知、対応、復旧
要点:サイバーセキュリティ概念の五属性は識別・防御・検知・対応・復旧
JIS Q 27002:2024 では、各管理策に複数の属性を付けて整理しており、その一つが「サイバーセキュリティ概念」である。これはサイバーセキュリティ対策の時間軸に沿った五つの機能、すなわち何を守るべきかを把握する識別、被害を防ぐ防御、事象に気づく検知、発生時に手を打つ対応、元の状態へ戻す復旧で構成される。国際的に広く使われるサイバーセキュリティフレームワークの五機能と同じ並びであり、「識別から始まり復旧で終わる」という順序で覚えると混同しにくい。
出典:令和7年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問18(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。