スナップショット法とは?
スナップショット法とは、プログラムの特定の処理時点でデータの内容を採取・出力する仕組みを組み込み、処理の途中経過を可視化して検証する技法。データが処理の各段階でどう変化したかを追跡できる。
システム監査技術者試験の過去問では1回出題されています。
すなっぷしょっとほう
スナップショット法の意味
プログラムの特定の処理時点でデータの内容を採取・出力する仕組みを組み込み、処理の途中経過を可視化して検証する技法。データが処理の各段階でどう変化したかを追跡できる。
スナップショット法の具体例
割引計算の直前と直後のレコード内容を出力させ、適用された割引率が規程どおりかを確かめる。
スナップショット法は試験でどう引っ掛けられる?
ITF(実データに擬似取引を混ぜて処理させる)と混同しやすい。スナップショットは処理途中のデータを採取して出力するだけで、擬似取引の投入は行わない。平行シミュレーションともしくみが異なる。
スナップショット法と関連する用語
スナップショット法が出た過去問
表はコンピュータを利用して行うシステム監査技法についてまとめたものである。(1)〜(4)の組合せとして,適切なものはどれか。
正解:(1)稼働中オンラインシステムのテスト (2)プログラムロジックの分析 (3)プログラム変更の検証 (4)データの抽出
要点:監査技法は目的別にテスト・ロジック分析・変更検証・データ抽出に整理できる
各技法の目的を押さえれば表は埋まる。ITF法は本番環境に監査用の架空口座を設けて稼働中のオンラインシステムを検証する技法なので(1)が稼働中システムのテストになる。並行シミュレーション法・スナップショット法・トレーシング法はいずれも処理の途中経過や論理を追跡するもので(2)がプログラムロジックの分析、コード比較法はソースや実行モジュールを突き合わせるので(3)がプログラム変更の検証、汎用監査ソフトウェア法と組込み監査モジュール法は(4)のデータ抽出に当たる。
出典:平成28年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問5(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。