タイム・アンド・マテリアル契約(T&M)とは?
タイム・アンド・マテリアル契約(T&M)とは、単価(人月・時間)と数量の実績で対価が決まる契約。単価を事前に固定する点は定額契約に、総額が実績で動く点は実費償還契約に似た中間的な形態。作業範囲を事前に確定できない場合に採用される。試験では上限額の設定など、発注者側の統制手段とあわせて問われる。
システム監査技術者試験の過去問では1回出題されています。
たいむあんどまてりあるけいやく
タイム・アンド・マテリアル契約(T&M)の意味
単価(人月・時間)と数量の実績で対価が決まる契約。単価を事前に固定する点は定額契約に、総額が実績で動く点は実費償還契約に似た中間的な形態。作業範囲を事前に確定できない場合に採用される。試験では上限額の設定など、発注者側の統制手段とあわせて問われる。
タイム・アンド・マテリアル契約(T&M)の具体例
要件が流動的な先行検証フェーズで、シニア技術者を月120万円、標準技術者を月90万円の単価で合意し、契約総額の上限を1,800万円、期間を6か月と定めた。毎月の作業報告と工数実績を検収の根拠とし、上限の8割に達した時点で範囲を見直す取り決めを入れた。
タイム・アンド・マテリアル契約(T&M)は試験でどう引っ掛けられる?
「実費償還と同じ」と覚えると誤る。実費償還は原価に手数料を上乗せする方式で、T&Mは単価×数量で計算する。また上限額(NTE)や期間を定めないと発注者のコストリスクが青天井になる点が、定額契約との最大の違いになる。
タイム・アンド・マテリアル契約(T&M)と関連する用語
タイム・アンド・マテリアル契約(T&M)が出た過去問
部品や資材の調達から製品の生産、流通、販売までの、企業間を含めたモノの流れを適切に計画・管理し、最適化して、リードタイムの短縮、在庫コストや流通コストの削減など…
正解:SCM
要点:SCMは企業間をまたぐ調達から販売までのモノの流れを全体最適化する
SCM(サプライチェーンマネジメント)は、原材料の調達から生産、流通、販売、最終顧客に至る一連のモノと情報の流れを、企業の枠を越えて統合的に計画・管理する考え方である。需要情報を上流と共有することで過剰在庫や欠品を減らし、リードタイム短縮と在庫・物流コストの削減を狙う。
出典:令和2年度 10月 システム監査技術者試験 am2 問25(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。