フェールセーフとは?
フェールセーフとは、障害や誤操作が起きたときに、システムを安全な側の状態へ倒す設計思想。稼働の継続よりも人命・資産・データの安全を優先する。監査では「安全側」の定義が業務要件やリスク評価と整合しているか、設計書と試験記録で確かめる観点が問われる。
システム監査技術者試験の過去問では1回出題されています。
ふぇーるせーふ
フェールセーフの意味
障害や誤操作が起きたときに、システムを安全な側の状態へ倒す設計思想。稼働の継続よりも人命・資産・データの安全を優先する。監査では「安全側」の定義が業務要件やリスク評価と整合しているか、設計書と試験記録で確かめる観点が問われる。
フェールセーフの具体例
踏切の遮断機が停電時に降りたまま停止する、生産ラインの制御装置が通信断を検知して運転を止める、といった設計。監査人は障害注入試験の記録を閲覧し、停止後の復旧手順と、停止中に滞留した取引をどう再処理するかが手順書に定められているかを確認する。
フェールセーフは試験でどう引っ掛けられる?
フェールソフトと取り違えやすい。フェールソフトは機能を縮退させながら稼働を続ける考え方で、フェールセーフは安全のために止めることを選ぶ。可用性を高める仕組みではない点に注意する。
フェールセーフと関連する用語
フェールセーフが出た過去問
情報システムの設計の例のうち、フェールソフトの考え方を適用した例はどれか。
正解:ハードウェアの障害時に、パフォーマンスは低下するが、構成を縮小して運転を続けられるようにする。
要点:フェールソフトは障害時に機能を縮退させてでも継続させる考え方
フェールソフトは、障害が起きても全面停止させず、機能や性能を落としてでもサービスを継続させる設計思想である。故障した構成要素を切り離し、残った資源で処理を続ける縮退運転(フォールバック)がその典型となる。よく対比される考え方として、障害時に安全側の状態へ倒して停止するフェールセーフ、誤操作そのものを受け付けないフールプルーフがあり、「継続か、安全な停止か、誤りの防止か」で整理すると区別しやすい。
出典:令和7年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問12(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。