構成管理・構成ベースラインとは?
構成管理・構成ベースラインとは、構成品目とその関係を識別・記録・管理する活動。構成ベースラインは、ある時点の構成を正式に承認して固定したもので、以後の変更の比較基準となり、問題発生時の切り戻し先にもなる。
システム監査技術者試験の過去問では2回出題されています。
こうせいかんり・こうせいべーすらいん
構成管理・構成ベースラインの意味
構成品目とその関係を識別・記録・管理する活動。構成ベースラインは、ある時点の構成を正式に承認して固定したもので、以後の変更の比較基準となり、問題発生時の切り戻し先にもなる。
構成管理・構成ベースラインの具体例
リリース前の構成をベースラインとして登録し、障害時にはその状態へ戻す。構成監査では現物とベースラインを突合する。
構成管理・構成ベースラインは試験でどう引っ掛けられる?
構成管理は構成品目を識別・記録する活動で、変更の可否を承認するのは変更管理。役割を混ぜない。またベースラインは「ある時点で承認して固定したもの」であり、常に最新の構成を指すわけではない点も狙われる。
構成管理・構成ベースラインと関連する用語
構成管理・構成ベースラインが出た過去問
ITILで定義されるサービスのライフサイクルにおける,サービストランジション段階の説明はどれか。
正解:規定された要件と制約に沿って,サービスを運用に移行し,確実に稼働させることである。
要点:サービストランジションは設計済みサービスを本番へ移行し稼働させる段階
ITILのライフサイクルは、サービスストラテジ、サービスデザイン、サービストランジション、サービスオペレーション、継続的サービス改善で構成される。このうちサービストランジションは、設計されたサービスを本番環境へ移行し、要件と制約を満たした状態で確実に稼働させる段階である。変更管理やリリース管理、構成管理といったプロセスがここに属する。
出典:平成28年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問11(IPA)ITサービスマネジメントにおいて,構成ベースラインを確立することによって可能になることはどれか。
正解:構成監査及び切り戻しのための基準の提供
要点:構成ベースラインは構成監査の比較基準と切り戻しの基準点となる
構成ベースラインとは、ある時点の構成品目の状態を正式に承認・記録して固定したものである。これがあることで、現状の構成が承認された状態と一致しているかを確かめる構成監査が可能になり、変更が失敗した場合には既知の正しい状態へ切り戻すこともできる。つまりベースラインは比較と復旧の基準点を提供する。
出典:平成28年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問12(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。