TTL・ホップリミットとは?
TTL・ホップリミットとは、パケットが中継されるたびに減算され、0になると破棄されるフィールド。IPv4ではTTL、IPv6ではホップリミットと呼ばれ、経路のループによる無限中継を防ぐ役割は共通している。
システム監査技術者試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2020年度)。
てぃーてぃーえる・ほっぷりみっと
TTL・ホップリミットの意味
パケットが中継されるたびに減算され、0になると破棄されるフィールド。IPv4ではTTL、IPv6ではホップリミットと呼ばれ、経路のループによる無限中継を防ぐ役割は共通している。
TTL・ホップリミットの具体例
経路制御の誤設定でループが生じても、この値が0になった時点でパケットが破棄される。
TTL・ホップリミットは試験でどう引っ掛けられる?
名前が示す「時間」ではなく、実際は中継のたびに1減る回数のカウンタ。DNSレコードのTTL(キャッシュ保持秒数)とは全くの別物である点が引っ掛け。IPv6では役割はそのままに名称がホップリミットへ変わっただけ。
TTL・ホップリミットと関連する用語
TTL・ホップリミットが出た過去問
IPv6がもつ特徴のうち,既にIPv4でもっているものはどれか。
正解:パケットが無限に中継されることを防ぐことができる。
要点:無限中継の防止はIPv4のTTLとIPv6のホップリミットで共通
IPv4のヘッダにはTTLがあり、ルータを経由するたびに値が減って0になるとパケットが破棄される。IPv6でも同じ役割をホップリミットが担っており、パケットが無限に中継されるのを防ぐ点は両者に共通する。128ビットアドレス、0の連続の簡略表記、フローラベルはいずれもIPv6に固有の特徴である。
出典:令和1年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問18(IPA)ブロードキャストストームの説明として、適切なものはどれか。
正解:ネットワークスイッチ間にループとなる経路ができることによって、特定のイーサネットフレームが大量に複製されて、通信が極端に遅くなったり通信できなくなったりすること
要点:ブロードキャストストームはループ経路でフレームが無限増殖する障害
ブロードキャストストームは、スイッチ間の接続にループができたときに起こる障害である。ブロードキャストフレームは全ポートへ転送されるうえ、イーサネットフレームにはIPのTTLに相当する生存期間の仕組みがないため、ループ上を無限に回り続けて増殖し、帯域とスイッチの処理能力を食い尽くす。対策としてスパニングツリープロトコルなどでループを論理的に遮断する。
出典:令和2年度 10月 システム監査技術者試験 am2 問22(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。