システム障害とは?
システム障害とは、電源断やOS異常などでDBMSが停止し、主記憶上のバッファ内容が失われる障害。ディスク上のデータは壊れていない。
データベーススペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2023年度〜2025年度)。
システムしょうがい
システム障害の意味
電源断やOS異常などでDBMSが停止し、主記憶上のバッファ内容が失われる障害。ディスク上のデータは壊れていない。
システム障害の具体例
システム障害は試験でどう引っ掛けられる?
媒体障害と取り違えないこと。ディスク上のデータは壊れていないので、バックアップからの復元は不要でログだけで回復できる。失われるのは主記憶上のバッファなので、コミット済みだがまだディスクへ書けていない分をREDO、未コミットで書き込まれてしまった分をUNDOする——REDOとUNDOの対象を逆にしない。
システム障害と関連する用語
システム障害が出た過去問
a〜cそれぞれの障害に対して、DBMSはロールフォワード又はロールバックを行い回復を図る。適切な回復手法の組合せはどれか。 a デッドロックによるトランザクショ…
正解:a=ロールバック, b=ロールフォワード又はロールバック, c=ロールフォワード
要点:トランザクション障害は戻し、媒体障害は進めて回復する
デッドロックで打ち切られたトランザクションは、開始前の状態へ戻すロールバックで回復する。システム障害では、コミット済みのものはログから再現するロールフォワード、未完了のものはロールバックと使い分ける。媒体障害はバックアップを復元したうえで更新後ログを適用するロールフォワードで回復する。この組合せはイである。
出典:令和5年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 am2 問15(IPA)DBMSをシステム障害発生後に再立上げするとき、ロールフォワードすべきトランザクションとロールバックすべきトランザクションの組合せとして、適切なものはどれか。こ…
正解:ロールフォワード: T2, T5 / ロールバック: T6
要点:CP後のコミット済みをREDO、未コミットの更新をUNDO
チェックポイント時点で更新内容は記憶媒体へ反映済みなので、それ以前に完了した更新はやり直す必要がない。復旧では、チェックポイント以降に更新を行いコミット済みのトランザクションをログからロールフォワードし、障害時点で未コミットのまま更新を残しているものをロールバックする。読取りだけで更新を伴わないトランザクションは、どちらの対象にもならない。
出典:令和7年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 am2 問12(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。