プリエンプションとは?
プリエンプションとは、実行中のタスクよりも高い優先度のタスクが実行可能になった時点で、実行中のタスクからCPUを取り上げて切り替える方式。応答性が高い代わりに、切替えの発生箇所が予測しにくくなるため共有データの排他制御が必須になる。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2023年度〜2025年度)。
ぷりえんぷしょん
プリエンプションの意味
実行中のタスクよりも高い優先度のタスクが実行可能になった時点で、実行中のタスクからCPUを取り上げて切り替える方式。応答性が高い代わりに、切替えの発生箇所が予測しにくくなるため共有データの排他制御が必須になる。
プリエンプションの具体例
低優先度の計算処理を実行中に、センサ入力割込みで起床した高優先度タスクが直ちに実行を開始する。
プリエンプションは試験でどう引っ掛けられる?
タスクが自発的に譲るまで切り替わらないのがノンプリエンプティブ方式。排他制御は簡単になるが応答性は落ちる。
プリエンプションと関連する用語
プリエンプションが出た過去問
優先度に基づくプリエンプティブスケジューリングのリアルタイムOSを使用した組込みシステムにおいて、入力装置及び出力装置にアクセスする二つのタスクX,Yがある。X…
正解:処理B
要点:取得順序が逆の2つのセマフォを片方だけ持つ区間が危険
デッドロックはXとYが互いに相手の持つセマフォを待ち合うときに起きる。Xはiを取得した直後、まだoを取得していない状態にあるときプリエンプトされると危険で、これが処理Bの区間である。この状態でYが走るとYはoを取得できるがiが取れずに待ちに入り、実行状態に戻ったXもoが取れずに待つため、双方が永久に進めなくなる。
出典:令和5年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問6(IPA)優先度に基づくプリエンプティブスケジューリングのリアルタイムOSを使用した組込みシステムにおいて、入力装置及び出力装置にアクセスする二つのタスクX,Yがある。X…
正解:処理B
要点:取得順序が逆のロックを片方だけ持つ区間で詰まる
デッドロックは、XとYが互いに相手の保持するセマフォを待ち合ったときに起きる。Xはiを取得した直後でまだoを取得していない区間、すなわち処理Bでプリエンプトされると危険で、そこでYが動くとYはoを取得できるがiが取れずに待ちに入る。実行状態へ戻ったXもoが取れずに待つため、双方が永久に進めなくなる。
出典:令和7年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問6(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。