優先度継承とは?
優先度継承とは、資源を保持している低優先度タスクの優先度を、その資源を待っている最高優先度タスクの優先度まで一時的に引き上げ、資源を解放した時点で元に戻す方式。中優先度タスクの割込みによる無制限の待ちを防ぐ。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では1回出題されています。
ゆうせんどけいしょう
優先度継承の意味
資源を保持している低優先度タスクの優先度を、その資源を待っている最高優先度タスクの優先度まで一時的に引き上げ、資源を解放した時点で元に戻す方式。中優先度タスクの割込みによる無制限の待ちを防ぐ。
優先度継承の具体例
優先度3のタスクが持つミューテックスを優先度10のタスクが要求したら、保持側を一時的に優先度10へ引き上げる。
優先度継承は試験でどう引っ掛けられる?
優先度逆転そのものを無くすのではなく、待ち時間を有界にする対策である。
優先度継承と関連する用語
優先度継承が出た過去問
優先度に基づくプリエンプティブなスケジューリングを行うリアルタイムOSにおいて、タスクの優先度逆転が発生する可能性があるのはどれか。
正解:排他制御
要点:優先度逆転は排他制御による資源待ちで発生する
優先度逆転は、低優先度タスクが共有資源のロック(排他制御)を保持したまま中優先度タスクにプリエンプトされ、その資源を待つ高優先度タスクが長時間ブロックされる現象である。つまり資源の排他制御がある場面でのみ起こる。対策としては優先度継承や優先度上限(プライオリティシーリング)プロトコルが使われる。
出典:平成30年度 春期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 am2 問10(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。