コンピュータウイルスとは?
コンピュータウイルスとは、他のプログラムやファイルに寄生(感染)し、実行されることで自己を複製し感染を広げる不正プログラム。単独では活動できず、宿主となるファイルやプログラムを必要とする点がワームと異なる。
基本情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2018年度)。
こんぴゅーたういるす
コンピュータウイルスの意味
他のプログラムやファイルに寄生(感染)し、実行されることで自己を複製し感染を広げる不正プログラム。単独では活動できず、宿主となるファイルやプログラムを必要とする点がワームと異なる。
コンピュータウイルスの具体例
感染したファイルを開くと、パソコン内の他のファイルにもウイルスのコードが埋め込まれ、そのファイルを人に渡すとさらに感染が広がる。
コンピュータウイルスは試験でどう引っ掛けられる?
単独で自己増殖できる「ワーム」とは異なり、ウイルスは宿主(感染対象のファイル)を必要とする。
コンピュータウイルスと関連する用語
コンピュータウイルスが出た過去問
コンピュータウイルスを用いて,企業で使用されているコンピュータの記憶内容を消去する行為を処罰の対象とする法律はどれか。
正解:刑法
要点:ウイルスによるデータ消去や業務妨害は刑法で処罰される
ウイルスを使ってコンピュータのデータを消去し、業務を妨げる行為は、刑法の電子計算機損壊等業務妨害罪などで処罰の対象となる。またウイルスの作成や提供自体も刑法の不正指令電磁的記録に関する罪で規制されている。不正アクセス禁止法は他人のIDを使うなどして無断でログインする行為を対象とする点で異なる。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問80(IPA)コンピュータウイルスを作成する行為を処罰の対象とする法律はどれか。
正解:刑法
要点:ウイルス作成罪は刑法の不正指令電磁的記録に関する罪
コンピュータウイルスの作成・提供・供用・取得・保管を処罰するのは、刑法に設けられた不正指令電磁的記録に関する罪(いわゆるウイルス作成罪)である。正当な理由なく、他人の意図に反する動作をさせる不正なプログラムを作る行為が対象となる。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問78(IPA)ウイルス検出におけるビヘイビア法に分類されるものはどれか。
正解:検査対象をメモリ上の仮想環境下で実行して,その挙動を監視する。
要点:ビヘイビア法は実際に動かして挙動から判定し未知にも効く
ビヘイビア法は、検査対象を隔離した仮想環境で実際に動かし、その振る舞いを観察して不正な動作の有無から判断する検出方式である。パターンファイルに載っていない未知のマルウェアにも対応できる点が長所となる。ハッシュ値や原本との比較は、既知の情報と突き合わせる別方式である。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問43(IPA)BYODの説明,及びその情報セキュリティリスクに関する記述のうち,適切なものはどれか。
正解:従業員が私的に保有する情報端末を業務に利用することであり,セキュリティ設定の不備に起因するウイルス感染などの情報セキュリティリスクが増大する。
要点:BYODは私物端末の業務利用で管理不足がリスクになる
BYODは、従業員が私物の情報端末を業務に用いることを指す。会社の管理が届きにくいため、OSやウイルス対策の更新漏れなど設定不備に起因する感染や、私物端末に業務データが残ることによる漏えいが問題になる。会社貸与端末の話ではない点を押さえたい。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問42(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。