パスワードクラック(辞書攻撃・総当たり攻撃)とは?
パスワードクラック(辞書攻撃・総当たり攻撃)とは、不正にパスワードを割り出そうとする攻撃手法。辞書攻撃は辞書に載っている単語や、よく使われる文字列を順に試す方法。総当たり攻撃(ブルートフォース攻撃)は、考えられるすべての文字の組み合わせを機械的に試す方法。
基本情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2019年度)。
ぱすわーどくらっく
パスワードクラック(辞書攻撃・総当たり攻撃)の意味
不正にパスワードを割り出そうとする攻撃手法。辞書攻撃は辞書に載っている単語や、よく使われる文字列を順に試す方法。総当たり攻撃(ブルートフォース攻撃)は、考えられるすべての文字の組み合わせを機械的に試す方法。
パスワードクラック(辞書攻撃・総当たり攻撃)の具体例
単純な単語や誕生日などをパスワードに使うと辞書攻撃で短時間で破られやすいため、意味を持たない長い文字列や、複数種類の文字を組み合わせたパスワードが推奨される。
パスワードクラック(辞書攻撃・総当たり攻撃)は試験でどう引っ掛けられる?
一定回数のログイン失敗でアカウントを一時的にロックする「アカウントロック」機能は、総当たり攻撃への有効な対策の1つとして問われやすい。
パスワードクラック(辞書攻撃・総当たり攻撃)と関連する用語
パスワードクラック(辞書攻撃・総当たり攻撃)が出た過去問
共通鍵暗号の鍵を見つけ出そうとする,ブルートフォース攻撃に該当するものはどれか。
正解:一組みの平文と暗号文が与えられたとき,全ての鍵候補を一つずつ試して鍵を見つけ出す。
要点:ブルートフォースは鍵候補の総当たり、対策は鍵長を長くする
ブルートフォース攻撃は総当たり攻撃とも呼ばれ、あり得る鍵をすべて順に試して正しい鍵を探す方法です。暗号方式の数学的な弱点を使わず、鍵空間の大きさだけが防御力になります。したがって鍵長を十分に長くすることが基本的な対策です。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問38(IPA)AES-256で暗号化されていることが分かっている暗号文が与えられているとき,ブルートフォース攻撃で鍵と解読した平文を得るまでに必要な試行回数の最大値はどれか。
正解:2の256乗
要点:総当たりの最大試行回数は2の鍵長乗(AES-256なら2^256)
総当たり攻撃では鍵空間の全ての候補を順に試す。AES-256の鍵長は256ビットなので候補は2の256乗通りあり、最悪の場合その全てを試すことになる。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問37(IPA)WPA3はどれか。
正解:無線LANのセキュリティ規格
要点:WPA3は無線LAN向けのセキュリティ規格でWPA2の後継
WPA3はWi-Fi Allianceが策定した無線LANの暗号化・認証に関するセキュリティ規格で、WPA2の後継に当たる。個人向けではSAEと呼ばれる鍵交換方式を採用し、簡単なパスワードでも辞書攻撃に強くなるよう改良されている。名称のWPAはWi-Fi Protected Accessの略で、対象はあくまで無線LAN区間の保護である。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問37(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。