プライバシー影響評価(PIA)・プライバシーバイデザインとは?
プライバシー影響評価(PIA)・プライバシーバイデザインとは、個人情報を扱う仕組みを作る前に、収集から廃棄までの流れを洗い出し、本人に生じる不利益と社会的な受け止めを評価して設計へ反映する取り組み。法令順守にとどまらず、利用者の納得を得られるかという観点で判断する点に特徴がある。
基本情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
ぷらいばしーえいきょうひょうかぷらいばしーばいでざいん
プライバシー影響評価(PIA)・プライバシーバイデザインの意味
個人情報を扱う仕組みを作る前に、収集から廃棄までの流れを洗い出し、本人に生じる不利益と社会的な受け止めを評価して設計へ反映する取り組み。法令順守にとどまらず、利用者の納得を得られるかという観点で判断する点に特徴がある。
プライバシー影響評価(PIA)・プライバシーバイデザインの具体例
店舗のカメラ画像から来店者の属性を推定する企画で、顔特徴量を保存せず即時に統計値へ変換する設計へ変更し、掲示と問い合わせ窓口を用意する。評価結果を要約して公表し、社外からの懸念に先回りして説明できる状態を作る。
プライバシー影響評価(PIA)・プライバシーバイデザインは試験でどう引っ掛けられる?
「法律上は問題ない」ことと「社会的に受け入れられる」ことは別で、後者を見誤ると炎上や事業停止に至る。また評価は稼働後の点検ではなく企画段階で行うもので、設計変更が可能な時点であることに意味がある。
プライバシー影響評価(PIA)・プライバシーバイデザインと関連する用語
プライバシー影響評価(PIA)・プライバシーバイデザインが出た過去問
システム開発の上流工程において、システム稼働後に発生する可能性がある個人情報の漏えいや目的外利用などのリスクに対する予防的な機能を検討し、その機能をシステムに組…
正解:プライバシーバイデザイン
要点:プライバシーバイデザインは設計段階から保護を作り込む
プライバシーバイデザインは、システムの企画・設計といった上流の段階からプライバシー保護の仕組みを組み込むという考え方である。稼働後に問題が起きてから対処するのではなく、漏えいや目的外利用のリスクを事前に想定し、初期設定で保護される状態にするなどの機能を設計に織り込む。事後対応より予防を重視する点が本質である。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問64(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。