リスク受容基準とは?
リスク受容基準とは、どの水準までのリスクなら追加対策をせず受け入れるかを、経営が事前に定めた線引き。影響度と発生可能性のマトリクスや年間予想損失額で表現し、アセスメント結果を機械的に「対応する/しない」へ振り分ける役割を持つ。
基本情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
りすくじゅようきじゅん
リスク受容基準の意味
どの水準までのリスクなら追加対策をせず受け入れるかを、経営が事前に定めた線引き。影響度と発生可能性のマトリクスや年間予想損失額で表現し、アセスメント結果を機械的に「対応する/しない」へ振り分ける役割を持つ。
リスク受容基準の具体例
「影響度大かつ可能性中以上は必ず低減」「年間予想損失額が対策費用を下回るものは保有」といった規定を情報セキュリティ委員会で承認しておくと、担当者ごとの判断のばらつきや部門間の不公平を防げる。
リスク受容基準は試験でどう引っ掛けられる?
基準は対策の効果を見てから決めるものではなく、評価の前に決めておく必要がある。後付けにすると「予算が無いから受容」という結論を正当化する道具になり、リスクアセスメント自体が形骸化する。
リスク受容基準と関連する用語
リスク受容基準が出た過去問
JIS Q 27001:2014(情報セキュリティマネジメントシステム-要求事項)に基づいてISMS内部監査を行った結果として判明した状況のうち,監査人が指摘事…
正解:リスクアセスメントを実施した後に,リスク受容基準を決めた。
要点:リスク受容基準はアセスメントの前に定めておく
ISMSではリスク受容基準を含むリスク基準をあらかじめ定め、その基準に照らしてリスクアセスメントを行うことが求められる。順序が逆でアセスメント後に受容基準を決めると、評価結果に合わせて基準を作ることになり客観性が失われるため、指摘事項となる。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問58(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。