変動費・固定費とは?
変動費・固定費とは、変動費は売上高・生産量の増減に比例して増減する費用(原材料費など)。固定費は売上高・生産量にかかわらず一定額発生する費用(家賃・人件費の一部など)。変動費率=変動費÷売上高で求める。
基本情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2019年度〜2025年度)。
へんどうひ・こていひ
変動費・固定費の意味
変動費は売上高・生産量の増減に比例して増減する費用(原材料費など)。固定費は売上高・生産量にかかわらず一定額発生する費用(家賃・人件費の一部など)。変動費率=変動費÷売上高で求める。
変動費・固定費の具体例
材料費や外注加工費は変動費、工場の減価償却費や正社員の基本給は固定費として扱われることが多い。
変動費・固定費は試験でどう引っ掛けられる?
費目名だけで機械的に分類すると誤る。同じ人件費でも固定給は固定費、出来高給は変動費になる。判断基準は「売上や生産量に比例して増減するか」であり、直接費・間接費の区分とも別軸。
変動費・固定費と関連する用語
変動費・固定費が出た過去問
売上高が100百万円のとき、変動費が60百万円、固定費が30百万円掛かる。変動費率、固定費は変わらないものとして、目標利益18百万円を達成するのに必要な売上高は…
正解:120
要点:必要売上高=(固定費+目標利益)÷限界利益率
変動費率は60÷100=0.6なので、限界利益率は1−0.6=0.4である。必要な売上高は、固定費と目標利益の合計を限界利益率で割って求める。(30+18)÷0.4=48÷0.4=120百万円となる。検算すると、売上120に対し変動費は72、限界利益は48、そこから固定費30を引いて利益18となり条件と一致する。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問78(IPA)売上高が100百万円のとき、変動費が60百万円、固定費が30百万円掛かる。変動費率、固定費は変わらないものとして、目標利益18百万円を達成するのに必要な売上高は…
正解:120
要点:必要売上高=(固定費+目標利益)÷限界利益率
変動費率は60÷100=0.6なので、限界利益率は1−0.6=0.4である。必要な売上高は固定費と目標利益の合計を限界利益率で割って求め、(30+18)÷0.4=120百万円となる。検算すると売上120に対し変動費は72、限界利益は48、そこから固定費30を引いて利益18となり条件に一致する。
出典:令和4年度 s 基本情報技術者試験 kamokuA 問59(IPA)表の条件で喫茶店を開業したい。月10万円の利益を出すためには,1客席当たり1日平均何人の客が必要か。
正解:5
要点:必要客数=(固定費+目標利益)÷1人当たり限界利益
客1人当たりの限界利益は500−100=400円である。必要な限界利益の総額は固定費300,000円+目標利益100,000円=400,000円なので、必要な客数は400,000÷400=1,000人/月となる。これを営業日数20日と客席数10席で割ると、1客席当たり1日平均5人が必要になる。
出典:令和7年度 (公開問題) 基本情報技術者試験 kamokuA 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。