技術のSカーブとは?
技術のSカーブとは、ある技術への投資・研究努力の投入量に対する性能向上の関係を表すと、初期は緩やかに、次に急速に、成熟期には再び緩やかになるS字型の曲線を描くという考え方。技術が成熟期に近づくと、さらなる投資を続けても性能向上が頭打ちになり、新しい技術(次のSカーブ)への転換が必要になることを示す。
基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2018年度)。
ぎじゅつのえすかーぶ
技術のSカーブの意味
ある技術への投資・研究努力の投入量に対する性能向上の関係を表すと、初期は緩やかに、次に急速に、成熟期には再び緩やかになるS字型の曲線を描くという考え方。技術が成熟期に近づくと、さらなる投資を続けても性能向上が頭打ちになり、新しい技術(次のSカーブ)への転換が必要になることを示す。
技術のSカーブの具体例
あるディスプレイ技術が改良を重ねるにつれて画質向上のペースが徐々に鈍化し、既存技術への追加投資よりも次世代の新技術に投資を切り替える判断をする場面で用いられる。
技術のSカーブは試験でどう引っ掛けられる?
横軸は時間ではなく研究開発への投入量、縦軸は性能である点が要注意。横軸が時間で縦軸が売上のプロダクトライフサイクル曲線や、採用者の累積比率で見るイノベータ理論の曲線と取り違えやすい。
技術のSカーブと関連する用語
技術のSカーブが出た過去問
技術のSカーブの説明として,適切なものはどれか。
正解:技術の進歩の過程を示すものであり,当初は緩やかに進歩するが,やがて急激に進歩し,その後,緩やかに停滞していく過程を示す。
要点:Sカーブは技術の進歩が緩→急→緩と推移する様子を表す
技術のSカーブは、投入した資源や時間に対する技術の性能向上の度合いを表した曲線である。黎明期は試行錯誤で進歩が緩やかだが、原理が確立すると急速に性能が伸び、やがて限界に近づいて再び伸びが鈍る。S字を描く形からこの名がある。限界に達したときが次の技術へ移る判断の目安になる。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問70(IPA)技術は,理想とする技術を目指す過程において,導入期,成長期,成熟期,衰退期,そして次の技術フェーズに移行するという進化の過程をたどる。この技術進化過程を表すもの…
正解:技術のSカーブ
要点:技術のSカーブは技術の性能向上の飽和過程を表す
技術のSカーブは、投入した資源や時間に対する技術の性能向上を表した曲線で、導入期は伸びが緩やかで、成長期に急伸し、成熟期には限界に近づいて頭打ちになるS字を描く。頭打ちの時点が次の技術へ移行する目安となる。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問70(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。