減価償却(定額法・定率法)とは?
減価償却(定額法・定率法)とは、建物・機械・PCなど長期間使用する固定資産の取得costを、耐用年数にわたって費用として配分する会計処理。定額法は毎年同額を償却し、定率法は未償却残高に一定率を掛けて償却額を計算するため初期の償却額が大きくなる。
基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2022年度)。
げんかしょうきゃく(ていがくほう・ていりつほう)
減価償却(定額法・定率法)の意味
建物・機械・PCなど長期間使用する固定資産の取得costを、耐用年数にわたって費用として配分する会計処理。定額法は毎年同額を償却し、定率法は未償却残高に一定率を掛けて償却額を計算するため初期の償却額が大きくなる。
減価償却(定額法・定率法)の具体例
取得価額30万円、耐用年数4年、定額法(残存価額0)のPCであれば毎年の減価償却費は30万円÷4年=7.5万円。3年後の売却時には帳簿価額(取得価額-償却累計額)と売却価額の差額が固定資産売却損益となる。
減価償却(定額法・定率法)は試験でどう引っ掛けられる?
定額法(毎年一定額)と定率法(毎年一定率、初年度ほど償却額が大きい)の計算方法の違いを取り違えやすい。
減価償却(定額法・定率法)と関連する用語
減価償却(定額法・定率法)が出た過去問
当期の建物の減価償却費を計算すると,何千円になるか。ここで,建物の取得価額は10,000千円,前期までの減価償却累計額は3,000千円であり,償却方法は定額法,…
正解:500
要点:定額法の償却費=(取得価額-残存価額)÷耐用年数
定額法では、取得価額から残存価額を引いた金額を耐用年数で等分し、毎期同額を費用計上します。ここでは残存価額が0円なので、10,000千円を耐用年数20年で割り、1年あたり500千円となります。前期までの減価償却累計額3,000千円は毎期の償却額には影響せず、当期分の計算には使いません。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問78(IPA)令和2年4月に30万円で購入したPCを3年後に1万円で売却するとき、固定資産売却損は何万円か。ここで、耐用年数は4年、減価償却は定額法、定額法の償却率は0.25…
正解:6.5
要点:売却損=帳簿価額−売却額。定額法は毎年同額を償却
定額法では毎年、取得価額×償却率だけ償却する。30万円×0.250=7.5万円が年間の償却額で、3年間で22.5万円を償却する。したがって3年後の帳簿価額は30−22.5=7.5万円である。これを1万円で売却するので、売却損は7.5−1=6.5万円となる。
出典:令和4年度 s 基本情報技術者試験 kamokuA 問58(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。