BSC(バランススコアカード)とは?
BSC(バランススコアカード)とは、「財務の視点」「顧客の視点」「業務プロセスの視点」「学習と成長の視点」の4つの視点から経営目標と業績評価指標を設定し、財務指標だけに偏らずバランスよく企業戦略の実行状況を評価する経営管理手法。
基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2019年度)。
ばらんすすこあかーど
BSC(バランススコアカード)の意味
「財務の視点」「顧客の視点」「業務プロセスの視点」「学習と成長の視点」の4つの視点から経営目標と業績評価指標を設定し、財務指標だけに偏らずバランスよく企業戦略の実行状況を評価する経営管理手法。
BSC(バランススコアカード)の具体例
財務の視点で「売上高成長率」、顧客の視点で「顧客満足度」、業務プロセスの視点(内部ビジネスプロセスの視点)で「不良率・リードタイム短縮」、学習と成長の視点で「従業員研修時間・従業員満足度」というように、4つの視点それぞれに戦略目標と指標を設定する。
BSC(バランススコアカード)は試験でどう引っ掛けられる?
4つの視点は並列ではなく、学習と成長→業務プロセス→顧客→財務という因果の連鎖で読む。財務指標を捨てる手法ではなく非財務指標で補うもの。達成の鍵がCSF、その達成度を測る数値がKPIという用語の別も頻出。
BSC(バランススコアカード)と関連する用語
BSC(バランススコアカード)が出た過去問
バランススコアカードの学習と成長の視点における戦略目標と業績評価指標の例はどれか。
正解:製品開発力の向上が目標であるので,製品開発領域の研修受講時間を指標とする。
要点:学習と成長の視点は人材育成・組織能力を測る
バランススコアカードは財務・顧客・業務プロセス・学習と成長の4つの視点で戦略を管理します。学習と成長の視点は、人材の能力向上や組織文化、情報基盤といった将来の成長基盤を扱うため、研修受講時間のような人材育成に関する指標が該当します。受注残は財務、クレーム件数は顧客、製造期間の短縮は業務プロセスの視点にあたります。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問70(IPA)バランススコアカードの内部ビジネスプロセスの視点における戦略目標と業績評価指標の例はどれか。
正解:製品の製造の生産性向上が目標であるので、製造期間短縮日数を指標とする。
要点:内部ビジネスプロセスの視点は社内業務の効率・品質を測る
バランススコアカードは、財務、顧客、内部ビジネスプロセス、学習と成長の四つの視点で戦略目標と指標を設定する。内部ビジネスプロセスの視点は、社内の業務の進め方そのものの効率や品質を対象とする。製造の生産性向上を目標とし製造期間の短縮日数で測るのは、まさに社内プロセスに関する目標と指標である。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問67(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。