DNS(ドメインネームシステム)とは?
DNS(ドメインネームシステム)とは、人間が覚えやすいドメイン名(例:example.co.jp)と、機器が通信に使うIPアドレスを相互に変換する仕組み。DNSサーバに問い合わせることで、ドメイン名に対応するIPアドレスを取得できる。
基本情報技術者試験の過去問では6回出題されています(2017年度〜2022年度)。
でぃーえぬえす
DNS(ドメインネームシステム)の意味
人間が覚えやすいドメイン名(例:example.co.jp)と、機器が通信に使うIPアドレスを相互に変換する仕組み。DNSサーバに問い合わせることで、ドメイン名に対応するIPアドレスを取得できる。
DNS(ドメインネームシステム)の具体例
Webブラウザに「www.example.co.jp」と入力すると、まずDNSサーバへ問い合わせが行われ、対応するIPアドレスが返された後、そのIPアドレス宛に実際の通信が行われる。
DNS(ドメインネームシステム)は試験でどう引っ掛けられる?
名前からIPを求めるのが正引き、IPから名前を求めるのが逆引きで、向きを逆に覚えやすい。問い合わせを代行するキャッシュDNSと、自ドメインの答えを持つ権威DNSは役割が別。偽の応答を覚え込ませる攻撃がキャッシュポイズニング。
DNS(ドメインネームシステム)と関連する用語
DNS(ドメインネームシステム)が出た過去問
DNSキャッシュポイズニングに分類される攻撃内容はどれか。
正解:PCが参照するDNSサーバに偽のドメイン情報を注入して、利用者を偽装されたサーバに誘導する。
要点:DNSキャッシュポイズニングは偽の名前解決結果を覚えさせる攻撃
DNSキャッシュポイズニングは、DNSキャッシュサーバに偽の名前解決結果を覚え込ませる攻撃である。以後そのサーバを参照する利用者は、正しいドメイン名を入力しても攻撃者が用意した偽サイトへ誘導され、認証情報などを盗まれる。ソース ポートの無作為化やDNSSECの導入が対策となる。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問37(IPA)攻撃者が用意したサーバXのIPアドレスが,A社WebサーバのFQDNに対応するIPアドレスとして,B社DNSキャッシュサーバに記憶された。この攻撃によって,意図…
正解:A社Webサーバにアクセスしようとする B社従業員
要点:キャッシュ汚染の被害は「汚染されたサーバ利用者×偽装FQDN」
偽の対応付けが記憶されたのはB社のDNSキャッシュサーバです。名前解決の答えを引く先が汚染されているので、影響を受けるのはそのサーバを使うB社従業員に限られます。さらに偽装されたのはA社WebサーバのFQDNなので、B社従業員がA社Webサーバへアクセスしようとしたときに攻撃者のサーバXへ誘導されます。
出典:平成29年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問36(IPA)TCP/IPネットワークでDNSが果たす役割はどれか。
正解:ドメイン名やホスト名などとIPアドレスとを対応付ける。
要点:DNSはドメイン名とIPアドレスを相互変換する分散データベース
人が扱いやすい名前と、通信に必要な数値のアドレスとは別物である。DNSは階層構造の分散データベースとして両者の対応表を管理し、問合せに応じて名前からアドレス(またはその逆)を返す。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問33(IPA)SPF(Sender Policy Framework)の仕組みはどれか。
正解:電子メールを受信するサーバが、電子メールの送信元のドメイン情報と、電子メールを送信したサーバのIPアドレスから、ドメインの詐称がないことを確認する。
要点:SPFは送信元IPアドレスをDNS登録と照合し詐称を検出する
SPFは、あるドメインからメールを送信してよいサーバのIPアドレスをDNSにあらかじめ公開しておく仕組みである。受信側は、送信元ドメインのSPFレコードと実際に接続してきたサーバのIPアドレスを照合し、送信元ドメインの詐称を検出する。
出典:平成30年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問40(IPA)攻撃者が用意したサーバXのIPアドレスが、A社WebサーバのFQDNに対応するIPアドレスとして、B社DNSキャッシュサーバに記憶された。これによって、意図せず…
正解:A社Webサーバにアクセスしようとする B社従業員
要点:被害は汚染されたキャッシュを使い、汚染対象名を引く利用者
DNSキャッシュポイズニングで汚染されたのはB社のキャッシュサーバであり、その偽情報を参照するのはB社のキャッシュサーバを使って名前解決する利用者、つまりB社従業員である。さらに、汚染された対応付けはA社WebサーバのFQDNに対するものなので、被害を受けるのはA社Webサーバへアクセスしようとしたときに限られる。両条件を満たすのは、A社WebサーバへアクセスしようとするB社従業員となる。
出典:令和1年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問35(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。