ゼロデイ攻撃とは?
ゼロデイ攻撃とは、ソフトウェアの脆弱性が発見されてから、修正プログラム(パッチ)が提供されるまでの空白期間を狙って行われる攻撃。対策が間に合わないため被害を防ぎにくい。
ITパスポートの過去問では4回出題されています(2013年度〜2025年度)。
ぜろでいこうげき
ゼロデイ攻撃の意味
ソフトウェアの脆弱性が発見されてから、修正プログラム(パッチ)が提供されるまでの空白期間を狙って行われる攻撃。対策が間に合わないため被害を防ぎにくい。
ゼロデイ攻撃の具体例
新たな脆弱性が公表された直後、まだ修正パッチが配布されていないタイミングで、その脆弱性を悪用した攻撃が仕掛けられる。
ゼロデイ攻撃は試験でどう引っ掛けられる?
「0日」は攻撃発見からの日数ではなく、修正パッチが公開される日を0日と数えてそれ以前を指す。パッチ適用を徹底していても防げないのがこの攻撃の怖さで、既知の脆弱性を突く攻撃はゼロデイとは呼ばない。
ゼロデイ攻撃と関連する用語
ゼロデイ攻撃が出た過去問
ゼロデイ攻撃の説明として、適切なものはどれか。
正解:ソフトウェアに脆弱性が存在することが判明したとき、そのソフトウェアの修正プログラムがベンダから提供される前に、判明した脆弱性を利用して行われる攻撃
要点:ゼロデイ攻撃は修正プログラム提供前の空白期間を狙う
ゼロデイ攻撃は、脆弱性が明らかになってから修正プログラムが提供されるまでの、対策のない期間を狙って行われる攻撃である。利用者側に打つ手が乏しいため被害が広がりやすく、緩和策としては影響範囲の限定や監視の強化などが取られる。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問74(IPA)ゼロデイ攻撃のような未知の脅威からシステムを守るための、振る舞い検知の技術に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:プログラムの動きを常時監視し、意図しない外部への通信のような不審な動きを発見したときに、その動きを阻止する。
要点:振る舞い検知は挙動を監視し未知の脅威に対処する
振る舞い検知は、既知のウイルスのパターン(シグネチャ)と照合するのではなく、プログラムの動作そのものを監視して、通常ではあり得ない挙動を見つけたときに遮断する方式である。パターンが存在しない未知の攻撃やゼロデイ攻撃にも対応できる点が利点となる。
出典:平成29年度 秋期 ITパスポート試験 問70(IPA)情報セキュリティ上の脅威であるゼロデイ攻撃の手口を説明したものはどれか。
正解:ソフトウェアの脆弱性への対策が公開される前に,脆弱性を悪用する。
要点:ゼロデイ攻撃は修正公開前の脆弱性を突く攻撃
ゼロデイ攻撃は、ソフトウェアの脆弱性が判明してから修正プログラムが提供されるまでの、対策が存在しない期間を狙う攻撃である。利用者側は修正の適用による根本的な防御ができないため、多層的な防御や不審な挙動の検知といった別の手段で被害を抑える必要がある。攻撃までの時間や潜伏期間の長短、話術による情報入手とは関係がない。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問87(IPA)Webサービスを狙った攻撃に関する記述と攻撃の名称の適切な組合せはどれか。 a Webサービスが利用しているソフトウェアに脆弱性の存在が判明したとき、その修正プ…
正解:a:ゼロデイ攻撃 b:DDoS攻撃 c:ブルートフォース攻撃
要点:修正前の脆弱性はゼロデイ、大量通信はDDoS、総当たりはブルートフォース
修正プログラムが提供される前の脆弱性を突く攻撃がゼロデイ攻撃、多数のコンピュータから一斉に大量の通信を送り付けてサービスを停止させる攻撃がDDoS攻撃、考えられるパスワードを片端から試す攻撃がブルートフォース攻撃です。よってa・b・cの順に、ゼロデイ・DDoS・ブルートフォースとなります。
出典:令和7年度 秋期 ITパスポート試験 問73(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。