ホワイトリスト方式・ブラックリスト方式とは?
ホワイトリスト方式・ブラックリスト方式とは、アクセス制御の考え方の分類。ホワイトリスト方式は許可するものだけをリスト化し、それ以外はすべて拒否する方式。ブラックリスト方式は禁止するものだけをリスト化し、それ以外はすべて許可する方式。
ITパスポートの過去問では5回出題されています(2010年度〜2012年度)。
ほわいとりすとほうしき・ぶらっくりすとほうしき
ホワイトリスト方式・ブラックリスト方式の意味
アクセス制御の考え方の分類。ホワイトリスト方式は許可するものだけをリスト化し、それ以外はすべて拒否する方式。ブラックリスト方式は禁止するものだけをリスト化し、それ以外はすべて許可する方式。
ホワイトリスト方式・ブラックリスト方式の具体例
業務で使う特定のアプリだけ実行を許可し、それ以外のアプリは一律禁止するのはホワイトリスト方式。既知の危険なWebサイトだけをリスト化してアクセスを禁止し、それ以外は許可するのはブラックリスト方式。
ホワイトリスト方式・ブラックリスト方式は試験でどう引っ掛けられる?
ホワイトリスト方式の方が未知の脅威に対して安全性が高いが、正規の新しいものまで拒否してしまい、運用の柔軟性は下がりやすい。
ホワイトリスト方式・ブラックリスト方式と関連する用語
ホワイトリスト方式・ブラックリスト方式が出た過去問
〔中問B:施設の入室管理に関する記述〕S社のT営業所では、IDカードによる入室管理システムを導入することになった。T営業所の施設の種類と管理対象者の区分(以下、…
正解:ポリシ DENY/執務室 ACCEPT 営業課員/応接室 ACCEPT 来客者,営業課員
要点:既定がDENYなら許可する組合せだけを列挙する
ポリシをDENYにすると、どの行にも一致しない組合せは入室不可として扱われる。したがって入室を許可する組合せだけをACCEPTとして書き出せばよい。表では執務室は営業課員のみ許可、応接室は来客者と営業課員の両方が許可なので、この2行を記述する。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問93(IPA)〔テクノロジ〕次の表に示す許可区分の設定について、ポリシの許可区分をDENYにしたときの設定の記述は、形式1を記述する行を含めて、最低何行必要か。
正解:5
要点:既定DENYでは許可行+ポリシ行が必要な行数
ポリシをDENYにすると、明示的にACCEPTと書いた組合せだけが許可される。施設ごとに許可する対象区分をまとめて1行で書けるので、会議室(営業課員・技術課員)、執務室1(営業課員)、執務室2(技術課員)、応接室(全員)の4行が必要になる。これに形式1のポリシの行を加えて最低5行となる。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問94(IPA)〔テクノロジ〕次の表に示す許可区分の設定について、ポリシの許可区分をACCEPTにしたときの設定の記述は図1である。新たに、課長に対して特別会議室の入室を許可す…
正解:①
要点:上から順に評価されるので例外は先に書く
設定は上の行から順に評価され、最初に一致した行の許可区分が適用される。課長は営業課員や技術課員の区分にも属するため、特別会議室を対象区分ごと拒否している行より後ろに追加すると、先に拒否の行が一致してしまい許可が効かない。したがって、その拒否行より前、すなわち先頭のポリシの直後に追加する必要がある。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問95(IPA)〔テクノロジ〕新たに施設や対象区分を追加する際に、形式2による設定に漏れがあった場合、防犯の観点に立ったときの形式1によるポリシの許可区分の設定方法として、適切…
正解:設定に漏れがあった場合、入室できないようにDENYに設定する。
要点:セキュリティの既定値は禁止(DENY)側に倒す
防犯を優先するなら、想定していなかった組合せは「許可しない」側に倒すのが安全である。ポリシをDENYにしておけば、記述漏れがあった施設や対象区分の組合せは既定で入室不可となり、意図しない入室を防げる。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問96(IPA)迷惑メールの対策に関して、次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか。 迷惑メールに困っていたAさんは、その対策として、自分の受信したいメールアドレス…
正解:a:ホワイトリスト、b:許可
要点:ホワイトリストは登録したものを許可、ブラックリストは拒否
受信したいアドレスをあらかじめ登録し、そこからのメールだけを通す方式はホワイトリスト方式である。登録したものを拒否するのがブラックリスト方式で、両者は「登録=許可」か「登録=拒否」かで逆になる。ホワイトリストは確実だが、未登録の正当なメールも届かなくなる点に注意が要る。
出典:平成24年度 春期 ITパスポート試験 問68(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。