マルチスレッドとは?
マルチスレッドとは、1つのプロセス内に複数の実行の流れ(スレッド)を持たせる方式。スレッドはメモリ空間やファイル記述子をプロセス内で共有するため、生成や切替えのコストがプロセスより小さく、待ち時間の多い処理を並行に進めやすい。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2015年度〜2018年度)。
まるちすれっど
マルチスレッドの意味
1つのプロセス内に複数の実行の流れ(スレッド)を持たせる方式。スレッドはメモリ空間やファイル記述子をプロセス内で共有するため、生成や切替えのコストがプロセスより小さく、待ち時間の多い処理を並行に進めやすい。
マルチスレッドの具体例
Webサーバが同時接続ごとにスレッドを割り当てると、あるスレッドがディスク読み出しで待っている間、別スレッドが応答を返せる。ただし共有変数を複数スレッドが同時に更新しうるので、カウンタ加算のような箇所には排他制御が要る。
マルチスレッドは試験でどう引っ掛けられる?
メモリ空間を共有するのはスレッド、独立しているのはプロセス。したがって一方の異常終了が他方へ波及しやすいのはスレッド側である。また並行(時分割で交互)と並列(複数コアで同時)は別概念で、スレッド化=必ず高速化ではない。
マルチスレッドと関連する用語
マルチスレッドが出た過去問
一つのアプリケーションプログラムの中で、並列処理が可能な部分を複数の処理単位に分け、それらを並行して処理することで、マルチコアCPUを使用したコンピュータの処理…
正解:マルチスレッド
要点:マルチスレッドは処理を分けて並行実行しコアを活用する
マルチスレッドは、一つのプログラムの中で並列に実行できる処理を複数のスレッドに分け、同時並行で走らせる方式である。複数の演算コアを持つCPUではスレッドを各コアに割り当てられるため、処理能力を有効に使える。画面表示の方式、通信の同報方式、複数OSの起動方式とは領域がまったく異なる。
出典:平成27年度 春期 ITパスポート試験 問65(IPA)マルチスレッドの説明として、適切なものはどれか。
正解:一つのアプリケーションプログラムを複数の処理単位に分けて、それらを並列に処理すること
要点:マルチスレッドは1プログラムを複数の実行単位で並行処理
スレッドはプログラム内部の処理の実行単位で、一つのプログラムを複数のスレッドに分けて同時並行に走らせる方式が問われている。片方が入力待ちの間にもう片方が計算を進められるため、応答性や処理効率が上がる。複数の演算回路を持つことはマルチコアであり、両者は別の概念である。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問59(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。