ロングテールとは?
ロングテールとは、実店舗では扱いにくい売れ筋以外の多品種・少量販売の商品群(テール部分)を、ネット通販など陳列コストの低いチャネルで幅広く扱うことで、その合計売上が主力商品の売上に匹敵、あるいは上回ることがあるという考え方。
ITパスポートの過去問では4回出題されています(2010年度〜2019年度)。
ろんぐているまーけてぃんぐ
ロングテールの意味
実店舗では扱いにくい売れ筋以外の多品種・少量販売の商品群(テール部分)を、ネット通販など陳列コストの低いチャネルで幅広く扱うことで、その合計売上が主力商品の売上に匹敵、あるいは上回ることがあるという考え方。
ロングテールの具体例
大手書店の店頭では扱いきれないマイナーなジャンルの書籍を、オンライン書店では在庫コストをかけずに幅広く取り揃えることができ、少しずつしか売れない本の合計売上が馬鹿にならない規模になる。
ロングテールは試験でどう引っ掛けられる?
売れ筋上位が売上の大半を占めるとみるパレートの法則(80対20)と対になる考え方。売れない商品を切り捨てる話ではない。陳列・在庫コストが低いネット販売だから成立する、という前提条件の見落としに注意。
ロングテールと関連する用語
ロングテールが出た過去問
ロングテールの考え方を活用したインターネットにおけるビジネスの説明として、適切なものはどれか。
正解:販売数が少ない商品でもWebサイト上で売り続けることができる。
要点:ロングテールは少数ずつ売れる商品の合計で稼ぐ
ロングテールとは、販売数の少ない商品群を大量に取りそろえ、その売上の合計で大きな収益を得るという考え方である。実店舗では陳列棚や在庫の制約から売れ筋に絞らざるを得ないが、ネット販売では品揃えを広げるコストが小さいため、少量しか売れない商品も扱い続けられる。売れ筋以外の裾野部分に着目する点が特徴である。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問27(IPA)インターネットショッピングのロングテール現象の説明として、適切なものはどれか。
正解:販売に必要なコストが少ないので、売上高の小さな商品を数多く取り扱うことによって利益を上げられること
要点:ロングテールは少量販売品の積上げで利益を得る現象
ロングテールとは、あまり売れない商品群の売上を合計すると全体として無視できない規模になる現象を指す。ネット販売では店舗の陳列スペースの制約がなく在庫・販売にかかるコストが小さいため、少数しか売れない商品を大量の品目にわたって扱い、その積み上げで利益を出せる。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問18(IPA)e-ビジネスの事例のうち、ロングテールの考え方に基づく販売形態はどれか。
正解:販売見込み数がかなり少ない商品を幅広く取扱い、インターネットで販売する。
要点:ロングテールは死に筋商品を多数そろえ合計で稼ぐ考え方
ロングテールとは、売れ筋ではない少量しか売れない商品群を数多く取りそろえ、その合計で大きな売上を得る考え方である。在庫や陳列面積の制約が小さいインターネット販売だからこそ成立する。したがって、販売見込みが少ない商品を幅広く扱ってネットで売る形態が該当する。
出典:平成29年度 秋期 ITパスポート試験 問2(IPA)ロングテールに基づいた販売戦略の事例として、最も適切なものはどれか。
正解:販売機会が少ない商品について品ぞろえを充実させ、Webサイトにそれらの商品を掲載し、販売する。
要点:ロングテールは売れ筋以外の品ぞろえで稼ぐ
ロングテールは、販売数が少ない商品群を数多く取りそろえると、その合計が売上の大きな部分を占め得るという考え方である。実店舗では棚の制約から売れ筋に絞らざるを得ないが、ネット販売では在庫や陳列の制約が小さいため、需要の細い商品まで幅広く扱う戦略が成り立つ。したがって、販売機会の少ない商品の品ぞろえを充実させる事例が該当する。
出典:令和1年度 春期 ITパスポート試験 問35(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。