問題点と要望の切分けとは?
問題点と要望の切分けとは、業務のヒアリングで集めた声を、いま現に困っていること(問題点)と、困ってはいないが実現できると便利なこと(要望)に仕分けする作業。問題点は解消しないと業務が回らないため優先度が高く、要望は費用と効果を見比べて採否を決める。両者を混ぜたまま要件にすると、必須ではない機能まで膨らんで見積りと納期が崩れるため、システム化計画の前段でこの切分けを済ませておく。
ITパスポートの過去問では1回出題されています。
もんだいてんとようぼうのきりわけ
問題点と要望の切分けの意味
業務のヒアリングで集めた声を、いま現に困っていること(問題点)と、困ってはいないが実現できると便利なこと(要望)に仕分けする作業。問題点は解消しないと業務が回らないため優先度が高く、要望は費用と効果を見比べて採否を決める。両者を混ぜたまま要件にすると、必須ではない機能まで膨らんで見積りと納期が崩れるため、システム化計画の前段でこの切分けを済ませておく。
問題点と要望の切分けの具体例
交通費申請システムの検討会では、「利用区間と金額の確認に時間がかかる」は現に発生している問題点、「数日分をまとめて申請したい」「過去の申請データを再利用したい」「支払時期を確認したい」は今困っているわけではない要望として分けて整理する。
問題点と要望の切分けは試験でどう引っ掛けられる?
「〜できると便利」「〜したい」という言い回しが要望、「〜に時間がかかる」「〜で誤りが起きる」が問題点。導入時の説明会の開催や費用の見込みは、システムの機能に対する要望ではないので、どちらにも分類しない点も問われる。
問題点と要望の切分けと関連する用語
問題点と要望の切分けが出た過去問
【中問B】〔システム導入検討会のメモ〕の中で、現時点で発生している問題点ではないが、交通費申請でこれができると便利であるというような、システムへの要望を記述して…
正解:(3)と(7)と(8)
要点:要望はあると便利な機能。現状の不都合を述べたものが問題点
要望は、現在困っているわけではないが、システム化に際して実現できると便利だという希望を指す。数日分をまとめて申請したい、過去の申請データを再利用したい、支払時期を確認したいという内容がこれに当たる。費用に関する見込みや導入時の説明会の開催は、機能面の要望とは性質が異なる。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問90(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。