範囲の経済・規模の経済とは?
範囲の経済・規模の経済とは、規模の経済は生産量や取引量を増やすほど単位あたり費用が下がる効果、範囲の経済は複数の事業で経営資源を共用することで別々に運営するより費用が下がる効果。事業領域を広げる根拠や、全社共通基盤への投資を正当化する論理として問われる。
ITパスポートの過去問では1回出題されています。
はんいのけいざいきぼのけいざい
範囲の経済・規模の経済の意味
規模の経済は生産量や取引量を増やすほど単位あたり費用が下がる効果、範囲の経済は複数の事業で経営資源を共用することで別々に運営するより費用が下がる効果。事業領域を広げる根拠や、全社共通基盤への投資を正当化する論理として問われる。
範囲の経済・規模の経済の具体例
3事業がそれぞれ持っていた受注システムを共通基盤へ統合し、運用要員とライセンスを共用して年間費用を2割削減するのが範囲の経済。同じ基盤の取引量が倍増して1件あたりの処理単価が下がるのが規模の経済にあたる。
範囲の経済・規模の経済は試験でどう引っ掛けられる?
主語が生産量なら規模、事業や製品の種類なら範囲、と切り分ける。また規模を追いすぎると調整と管理が複雑になり単位費用がかえって上がる「規模の不経済」が生じる点も問われる。
範囲の経済・規模の経済と関連する用語
範囲の経済・規模の経済が出た過去問
事業コストを低減する方策として"範囲の経済"を追求する方法や"規模の経済"を追求する方法などがある。範囲の経済の追求に基づくコスト低減策として、適切なものはどれ…
正解:共通の基盤技術を利用して複数の事業を行う。
要点:範囲の経済=共通資源を複数事業で共用して費用を下げる
範囲の経済とは、技術・設備・ブランド・販売網といった経営資源を複数の事業で共用することにより、それぞれを単独で行うより総費用が小さくなる効果をいう。共通の基盤技術を土台に複数事業を展開するのはこの典型例である。一方、生産量の拡大による単位コスト低下は規模の経済であり、業務改善や複数工場での同一製品生産は別の論点にあたる。
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問31(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。