繰返し処理とは?
繰返し処理とは、決められた条件が満たされる間、同じ手順を何度も実行する制御構造。順次・選択と並ぶ基本構造の一つで、①使用する変数の初期値、②続けるか終わるかを判定する条件、③1周ごとの変数の更新、の3点で動きが決まる。条件を先に判定する前判定型と、1回実行してから判定する後判定型があり、後者は条件を最初から満たしていなくても必ず1回は実行される。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2010年度〜2025年度)。
くりかえししょり
繰返し処理の意味
決められた条件が満たされる間、同じ手順を何度も実行する制御構造。順次・選択と並ぶ基本構造の一つで、①使用する変数の初期値、②続けるか終わるかを判定する条件、③1周ごとの変数の更新、の3点で動きが決まる。条件を先に判定する前判定型と、1回実行してから判定する後判定型があり、後者は条件を最初から満たしていなくても必ず1回は実行される。
繰返し処理の具体例
x=2、y=3から始めて「yを1減らす→xにyを足す→y≠1なら戻る」を実行すると、1周目でy=2・x=4、2周目でy=1・x=5となり、そこで終了してxは5になる。手順を追う設問は、1周ごとに変数の値を表へ書き出すと取り違えない。
繰返し処理は試験でどう引っ掛けられる?
終了条件が「y≠1なら戻る」か「y=1なら戻る」かで結果が正反対になる。また判定が先か後かで実行回数が1回ずれるため、後判定型は最初から条件を満たしていても1回は実行される点が問われる。更新を忘れると条件が永久に変わらず無限ループになる。
繰返し処理と関連する用語
繰返し処理が出た過去問
二つの変数xとyに対して、次の手続を(1)から順に実行する。処理が終了したとき、xの値は幾らになるか。〔手続〕(1) xに2を代入し、yに3を代入する。(2) …
正解:5
要点:繰返し処理は変数の値を1回ずつ追って確かめる
初期値はx=2、y=3である。1回目の繰返しでyが2になり、xは2+2=4になる。y≠1なので繰り返し、2回目でyが1になり、xは4+1=5になる。ここでy=1となり処理が終わるので、最終的なxの値は5である。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問69(IPA)手続calcMod3を呼び出したときの出力はどれか。 〔プログラム〕 ○calcMod3() 整数型: totalValue, i totalValue ← 0…
正解:9
要点:条件に合う値だけを累計する繰返し処理
1から7まで順に調べ、3で割った余りが0になる値だけを合計します。該当するのは3と6の二つなので、合計は9となり、これが出力されます。
出典:令和7年度 秋期 ITパスポート試験 問78(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。