ABC分析とは?
ABC分析とは、商品や取引先などを売上高・数量などの重要度の高い順に並べ、A・B・Cのグループに分類して管理の優先順位をつける分析手法。パレート図の考え方(重点指向)を在庫管理や商品管理に応用したもの。
ITパスポートの過去問では4回出題されています(2010年度〜2021年度)。
えーびーしーぶんせき
ABC分析の意味
商品や取引先などを売上高・数量などの重要度の高い順に並べ、A・B・Cのグループに分類して管理の優先順位をつける分析手法。パレート図の考え方(重点指向)を在庫管理や商品管理に応用したもの。
ABC分析の具体例
売上上位から累積構成比70%までをAランク、70〜90%をBランク、残りをCランクとし、Aランク商品は在庫を厚めに持ち、Cランク商品は発注頻度を下げるなど管理方法を変える。
ABC分析は試験でどう引っ掛けられる?
重要度の高い順にA・B・Cの3群へ分ける手法。活動基準原価計算(ABC)と略称が同じで紛らわしい。値の大きい順の棒グラフと累積比率の折れ線から成るパレート図と組で問われるので、図の形も押さえる。
ABC分析と関連する用語
ABC分析が出た過去問
ABC分析の説明として、適切なものはどれか。
正解:優先的に管理すべき対象を明確にするために、売上金額などの累積構成比を基に重要度のランク付けを行う手法
要点:ABC分析は累積構成比で重点管理対象を絞る
ABC分析は、売上金額などの大きい順に項目を並べ、累積構成比を計算してA・B・Cのランクに分ける手法である。全体への寄与が大きい少数の項目を見つけ、そこへ管理の労力を集中させる考え方で、パレートの法則が背景にある。パレート図を用いて視覚化することが多い。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問23(IPA)パレート図の説明として,適切なものはどれか。
正解:分類項目別に分けたデータを件数の多い順に並べた棒グラフで示し,重ねて総件数に対する比率の累積和を折れ線グラフで示した図
要点:パレート図=件数順の棒グラフ+累積比率の折れ線
パレート図は、分類項目ごとの件数を多い順に棒グラフで並べ、その累積比率を折れ線グラフで重ねた図である。上位の少数の項目が全体の大部分を占めるという傾向を読み取れるため、ABC分析と組み合わせて重点的に対策すべき項目を絞り込む場面で使われる。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問14(IPA)ABC分析で使用する図として、適切なものはどれか。
正解:パレート図
要点:ABC分析で使う図はパレート図
ABC分析は売上や在庫などの金額が大きい順に項目を並べ、累積比率をもとにA・B・Cのグループへ分けて重点管理する手法である。このとき使うのが、棒グラフで各項目の値を降順に示し、折れ線で累積比率を重ねたパレート図である。
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問14(IPA)ABC分析の事例として、適切なものはどれか。
正解:自社の商品を、売上高の高い順に三つのグループに分類して分析する。
要点:ABC分析は金額の大きい順にA〜Cへ分け重点管理する
ABC分析は、売上高や在庫金額などの大きい順に対象を並べ、累計構成比によってA・B・Cのグループに分けて重点管理する手法である。パレートの法則を背景に、上位の少数が全体の大半を占めるという傾向を利用し、管理の力の入れどころを決める。
出典:令和3年度 秋期 ITパスポート試験 問21(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。