BCCとCCの使い分けとは?
BCCとCCの使い分けとは、CCは宛先が全受信者に見えるのに対し、BCCは他の受信者に見えない指定方法。互いに面識のない複数の相手へ一斉送信するときにCCを使うと、メールアドレスという個人情報がすべての相手に開示され、漏えい事故として公表対象になり得る。
ITパスポートの過去問では2回出題されています(2013年度〜2017年度)。
びーしーしーとしーしーのつかいわけ
BCCとCCの使い分けの意味
CCは宛先が全受信者に見えるのに対し、BCCは他の受信者に見えない指定方法。互いに面識のない複数の相手へ一斉送信するときにCCを使うと、メールアドレスという個人情報がすべての相手に開示され、漏えい事故として公表対象になり得る。
BCCとCCの使い分けの具体例
セミナー事務局が申込者300名へ案内メールを送る際、宛先をCCに入れてしまい、参加者全員に他社の担当者名とアドレスが見えてしまった。謝罪文の送付と個人情報保護委員会への報告検討に発展し、以後は一斉配信ツールを使う運用に改めた。
BCCとCCの使い分けは試験でどう引っ掛けられる?
BCCなら安全と単純化しないこと。件数が多い一斉配信はBCC欄への入れ忘れが起きやすく、配信専用ツールで1通ずつ送るほうが確実である。またBCCで受け取った側が全員へ返信しても他の宛先には届かない。
BCCとCCの使い分けと関連する用語
BCCとCCの使い分けが出た過去問
〔中問A:電子メールを利用したアンケートの実施、テクノロジ〕社員からアンケートを返信してもらう際に発生する可能性がある不都合を防ぐために、全社員宛てにアンケート…
正解:BCCだけに全社員のアドレスを設定する。
要点:多数への一斉送信はBCCでアドレスを互いに隠す
TOやCCに全員のアドレスを入れると、受信者全員に他の社員のアドレスが見えてしまい、さらに全員宛の返信が行われると無関係な社員にまで回答が届くおそれがある。BCCに設定すれば宛先が互いに見えず、返信も差出人にだけ届くため、こうした不都合を避けられる。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問86(IPA)電子メールの送信に関する事例のうち、個人情報保護の観点から不適切なものはどれか。
正解:製品の質問メールへの回答で、その内容を知ってもらいたい複数の顧客のメールアドレスをCC欄に設定して返信した。
要点:面識のない複数宛先へのCC送信はアドレス漏えいになる
CC欄に指定したアドレスは、受信した全員に見える形で表示される。互いに面識のない複数の顧客のアドレスをCCに並べると、メールアドレスという個人情報を本人の同意なく第三者に知らせることになり、漏えいに当たる。この用途では宛先を1件ずつにするかBCCを使うべきである。
出典:平成29年度 秋期 ITパスポート試験 問12(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。