STP(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)とは?
STP(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)とは、市場を細分化する「セグメンテーション」、狙う市場を絞り込む「ターゲティング」、競合に対する自社の立ち位置を明確化する「ポジショニング」の3段階からなるマーケティング戦略の基本プロセス。
ITパスポートの過去問では6回出題されています(2013年度〜2025年度)。
えすてぃーぴー
STP(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)の意味
市場を細分化する「セグメンテーション」、狙う市場を絞り込む「ターゲティング」、競合に対する自社の立ち位置を明確化する「ポジショニング」の3段階からなるマーケティング戦略の基本プロセス。
STP(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)の具体例
化粧品市場を年齢層や肌質で細分化し(セグメンテーション)、「30代の乾燥肌に悩む層」を狙う対象に定め(ターゲティング)、「高保湿で低価格」という立ち位置を打ち出す(ポジショニング)。
STP(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)は試験でどう引っ掛けられる?
市場を切るのがS、狙いを定めるのがT、競合との違いを位置づけるのがP。最後のPをプロモーションや製品(Product)と読み違えやすい。STPで狙いを決めてから4Pで具体策を組む、という順序も問われる。
STP(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)と関連する用語
STP(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)が出た過去問
ターゲットマーケティングの説明として、適切なものはどれか。
正解:市場を幾つかのセグメントに分割し、少数のセグメントに絞ったアプローチを行う。
要点:ターゲットマーケティングは市場を細分化し狙う層へ集中する
ターゲットマーケティングは、市場を年齢・地域・嗜好などの基準で細分化(セグメンテーション)し、その中から狙う層を選んで経営資源を集中させる考え方である。限られた資源で効果を高めるために、すべての顧客を一様に扱わない点が特徴となる。
出典:平成25年度 秋期 ITパスポート試験 問22(IPA)マーケティングにおけるセグメンテーションとして,消費者を,商品購入に対する態度で分類することがある。オピニオンリーダと呼ばれる消費者の商品購入に対する態度として…
正解:新商品を販売初期の段階で購入し,その商品に関する情報を友人や知人に伝える。
要点:オピニオンリーダは早期購入し周囲へ影響を与える層
オピニオンリーダは、新商品を比較的早い段階で購入し、その使用感や評価を周囲へ発信することで他の消費者の購買に影響を与える層である。単に人より早く手に入れたいだけの層や、他人の評価を参考にする追随層とは役割が異なる。
出典:平成27年度 秋期 ITパスポート試験 問18(IPA)A社は競合する他社とのポジショニングの分析を行った。3社の中でA社が最高の評価を得るには,A社のブランドの評価項目は,最低何ポイントが必要か。なお,各評価項目の…
正解:8
要点:重み付き評価は各項目の重み×点数の合計で比較
重み付き合計を計算すると、B社は9+28+30+12で79点、C社は6+36+21+20で83点になる。A社はブランド以外で10+40+18の68点なので、最高評価となるには68+2x>83、すなわち2x>15が必要である。整数の評価点では x=8 のとき84点となり最小値を満たす。
出典:平成28年度 秋期 ITパスポート試験 問20(IPA)マーケティング戦略の策定において、自社製品と競合他社製品を比較する際に、差別化するポイントを明確にすることを表す用語として、適切なものはどれか。
正解:ポジショニング
要点:競合と比べた自社の立ち位置を決めるのがポジショニング
市場を細分化し(セグメンテーション)、狙う市場を選び(ターゲティング)、その市場で自社製品をどう位置づけるかを決める一連の流れをSTPと呼ぶ。このうち最後の段階が、競合と比べた自社の立ち位置・差別化の軸を明確にする作業にあたる。価格帯や品質、用途などの2軸マップ上で自社と競合を配置して検討することが多い。
出典:平成30年度 秋期 ITパスポート試験 問2(IPA)年齢,性別,家族構成などによって顧客を分類し,それぞれのグループの購買行動を分析することによって,集中すべき顧客層を絞り込むマーケティング戦略として,最も適切な…
正解:セグメントマーケティング
要点:属性で市場を細分化し狙う層を絞るのがセグメントマーケティング
市場を年齢・性別・家族構成といった属性で切り分け、そのグループごとの購買行動を分析して狙う層を絞り込む手法をセグメンテーションと呼び、それに基づく戦略がセグメントマーケティングです。市場全体を一律に扱うのではなく、限られた資源を有望な層に集中させる点が特徴です。
出典:令和4年度 秋期 ITパスポート試験 問2(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。