ウォークスルー法とは?
ウォークスルー法とは、ある取引や処理を1件選び、発生から記録・集計・報告に至る流れを、書類やデータを追いながら実際にたどる技法。統制がどこに組み込まれているかを理解し、業務記述書やフローチャートの正確性を確かめられる。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では3回出題されています(2021年度〜2025年度)。
うぉーくするーほう
ウォークスルー法の意味
ある取引や処理を1件選び、発生から記録・集計・報告に至る流れを、書類やデータを追いながら実際にたどる技法。統制がどこに組み込まれているかを理解し、業務記述書やフローチャートの正確性を確かめられる。
ウォークスルー法の具体例
受注1件について、注文書から入力画面、承認記録、出荷指示、売上計上までを順に確認し、途中の与信チェックが設計どおり働いているか、承認者が権限規程どおりかを目で追って確かめる。
ウォークスルー法は試験でどう引っ掛けられる?
1件を追う手続なので整備状況の確認には向くが、運用状況の結論を出すには件数が足りない。運用の評価にはサンプリングによる複数件のテストが別途必要になる。
ウォークスルー法と関連する用語
ウォークスルー法が出た過去問
データの生成から入力、処理、出力、活用までのプロセス、及び組み込まれているコントロールを、システム監査人が書面上で又は実際に追跡する技法はどれか。
正解:ウォークスルー法
要点:ウォークスルー法は処理と統制を順に追跡する監査技法
ウォークスルー法は、データの生成から入力・処理・出力・活用に至る流れと、そこに組み込まれたコントロールを、書面上または実際の処理に沿って監査人が追跡して確認する技法である。実務の流れに沿って追いかけることで、統制が意図どおり機能しているかを確かめる。
出典:令和3年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問22(IPA)システム監査において、監査手続の適用に際して用いられる技法のうち、データの生成から入力、処理、出力、活用までのプロセス、及び組み込まれているコントロールを、書面…
正解:ウォークスルー法
要点:ウォークスルー法はデータの流れと統制を順に追跡する技法
ウォークスルー法は、データが生成されてから入力・処理・出力・活用に至るまでの流れと、そこに組み込まれた統制を、書面上または実際に順を追ってたどる技法である。処理の流れ全体を追跡することで統制が意図どおり機能しているかを確かめる。
出典:令和6年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問21(IPA)システム監査におけるウォークスルー法の説明として、適切なものはどれか。
正解:データの生成から入力、処理、出力、利活用までのプロセス、及び組み込まれている一連のコントロールを確認する。
要点:ウォークスルー法はデータの流れを追い統制を確認する
ウォークスルー法は、データや処理の流れを発生から入力、処理、出力、利活用に至るまで実際に追跡し、その過程に組み込まれたコントロールが意図どおり機能しているかを確認する監査技法である。文書の点検やヒアリングだけでは分からない実際の流れを跡付けられる点に特徴がある。
出典:令和7年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問21(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。