デマンドページングとは?
デマンドページングとは、プログラム開始時に全体を読み込まず、実際に参照されたページだけをその都度主記憶へ読み込む方式。使われない部分を読まずに済むため主記憶を節約でき、起動も速い。現在の仮想記憶方式の標準的な実装。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では2回出題されています(2018年度〜2020年度)。
でまんどぺーじんぐ
デマンドページングの意味
プログラム開始時に全体を読み込まず、実際に参照されたページだけをその都度主記憶へ読み込む方式。使われない部分を読まずに済むため主記憶を節約でき、起動も速い。現在の仮想記憶方式の標準的な実装。
デマンドページングの具体例
巨大なアプリケーションでも起動直後に必要なページだけが読み込まれ、使わない機能のコードは主記憶に載らない。参照された時点でページフォールトが起き、そのページだけがページインされる。
デマンドページングは試験でどう引っ掛けられる?
先を読んでまとめて読み込むプリページングとの違いを押さえる。デマンドページングは「要求されてから」読むので、起動直後はページフォールトが集中しやすい。
デマンドページングと関連する用語
デマンドページングが出た過去問
ページング方式の仮想記憶における主記憶の割当てに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:プログラム実行時のページフォールトを契機に、ページをロードするのに必要な主記憶が割り当てられる。
要点:デマンドページングは必要になった時点でページを読み込む
ページング方式ではデマンドページングが基本であり、プログラムの実行に先立ってすべてを読み込むのではなく、実際にアクセスされたページが主記憶にないとき(ページフォールト発生時)に初めて主記憶を割り当ててページを読み込む。このため割当て量はプログラムの進行に応じて変化する。
出典:平成30年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問6(IPA)仮想記憶方式で、デマンドページングと比較したときのプリページングの特徴として、適切なものはどれか。ここで、主記憶には十分な余裕があるものとする。
正解:将来必要と想定されるページを主記憶にロードしておくので、実際に必要となったときの補助記憶へのアクセスによる遅れを減少できる。
要点:プリページングは先読みでページフォールトの待ち時間を減らす
プリページングは、近い将来に参照されると予測したページをあらかじめまとめて主記憶へ読み込んでおく方式である。実際に参照した時点ではすでに主記憶上にあるため、ページフォールトによる補助記憶アクセスの待ち時間を減らせる。主記憶に余裕がある前提では有効だが、予測が外れると無駄なページを読み込むことになる。
出典:令和2年度 10月 高度共通_午前I試験 am1 問6(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。