フールプルーフとは?
フールプルーフとは、利用者が誤った操作をすることを前提に、そもそも危険な操作ができないようにする設計。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では2回出題されています(2018年度〜2019年度)。
ふーるぷるーふ
フールプルーフの意味
利用者が誤った操作をすることを前提に、そもそも危険な操作ができないようにする設計。
フールプルーフの具体例
洗濯機のふたを開けると脱水が止まる、削除操作の前に確認ダイアログを出す、入力欄で選択肢しか選べないようにする。
フールプルーフは試験でどう引っ掛けられる?
フェールセーフとの分岐点はきっかけが人の誤操作か、機器の故障か。フールプルーフは利用者が誤らないように作る設計で、故障時の挙動を定める設計ではない。「操作教育を徹底する」といった運用の対策はフールプルーフではなく、そもそも誤操作できない構造にするのがフールプルーフ。
フールプルーフと関連する用語
フールプルーフが出た過去問
安全性と信頼性について、次の方針でプログラム設計を行う場合、その方針を表す用語はどれか。 〔方針〕 不特定多数の人が使用するプログラムには、自分だけが使用するプ…
正解:フールプルーフ
要点:誤操作を前提に危険を防ぐ設計がフールプルーフ
フールプルーフは、利用者が誤った操作や不正な入力をしても、システムが危険な状態にならないようにあらかじめ備えておく設計思想である。入力データの妥当性チェックを厚くし、前提条件を満たさないデータにはエラーメッセージを返して再入力を促す設計は、まさに利用者の誤りを想定した作りであり、フールプルーフに当たる。
出典:平成30年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問16(IPA)フェールセーフの考えに基づいて設計したものはどれか。
正解:交通管制システムが故障したときには、信号機に赤色が点灯するようにする。
要点:フェールセーフは故障時に安全な側へ倒す設計思想
フェールセーフは、故障が起きたときにシステムを安全な側の状態へ倒す設計思想である。交通管制システムが故障したときに信号機を赤にすれば、車両は停止するので事故という最悪の事態を避けられる。稼働継続を狙うフォールトトレラントや、誤操作を防ぐフールプルーフとは目的が異なる。
出典:令和1年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問16(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。