状態遷移表とは?
状態遷移表とは、取り得る状態を行、発生する事象(イベント)を列に並べ、交点に「遷移先の状態」や「実行する動作」を書いた表。組込みシステムや通信制御など、状態によって同じ操作の意味が変わる処理の設計に使う。抜けや矛盾を表として点検できるのが利点。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では1回出題されています。
じょうたいせんいひょう
状態遷移表の意味
取り得る状態を行、発生する事象(イベント)を列に並べ、交点に「遷移先の状態」や「実行する動作」を書いた表。組込みシステムや通信制御など、状態によって同じ操作の意味が変わる処理の設計に使う。抜けや矛盾を表として点検できるのが利点。
状態遷移表の具体例
自動販売機なら、状態に「待機/金額投入済/売切」、事象に「硬貨投入/商品ボタン/返却ボタン」を並べる。待機中に商品ボタンを押しても待機のまま、金額投入済なら「排出して待機へ」と交点に書く。
状態遷移表は試験でどう引っ掛けられる?
表の全マスを埋める必要があるため、「その状態ではあり得ない事象」の欄を空白のまま放置すると仕様の穴になる。図で表す状態遷移図は全体像の把握に向くが、抜けの検出は表のほうが確実という役割の違いも問われる。
状態遷移表と関連する用語
状態遷移表が出た過去問
表は、入力記号の集合が{0,1}、状態集合が{a,b,c,d}である有限オートマトンの状態遷移表である。長さ3以上の任意のビット列を左(上位ビット)から順に読み…
正解:c
要点:受理状態は目的の並びを読み終えた時点の状態
初期状態aから110を読ませると、1でb、次の1でd、最後の0でcに至る。さらにcは0を読むとa、1を読むとbへ移り、末尾が110になった瞬間だけcに入る構造になっている。したがって受理状態はcとすればよい。
出典:平成28年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問2(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。