COCOMOとは?
COCOMOとは、ソフトウェア規模(ソースコード行数など)から開発工数と期間を推定する数理モデル。基本式は工数=a×規模^b の形をとり、指数bが1より大きいため規模の増加以上に工数が増える。要員の能力や信頼性要求などのコスト要因で補正する点が特徴で、午前Iではモデルの入力と性質が問われる。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では1回出題されています。
ここも
COCOMOの意味
ソフトウェア規模(ソースコード行数など)から開発工数と期間を推定する数理モデル。基本式は工数=a×規模^b の形をとり、指数bが1より大きいため規模の増加以上に工数が増える。要員の能力や信頼性要求などのコスト要因で補正する点が特徴で、午前Iではモデルの入力と性質が問われる。
COCOMOの具体例
想定50KLOCのシステムで基本式から工数を求め、開発チームの経験不足係数1.2と高信頼性要求係数1.15を掛けて補正する。行数が2倍でも工数が2倍を超える結果になり、分割開発を検討する根拠になる。
COCOMOは試験でどう引っ掛けられる?
規模の入力が行数(LOC)である点が本質で、機能量を数えるファンクションポイント法とは測る対象が違う。また工数と規模は比例しない(非線形)ため、「2倍の規模なら2倍の工数」と答える選択肢は誤り。
COCOMOと関連する用語
COCOMOが出た過去問
システム開発における工数の見積りに関する記述のうち,適切なものはどれか。
正解:COCOMOの使用には,自社における生産性に関する,蓄積されたデータが必要である。
要点:COCOMOは自社実績で係数を較正して初めて実用になる
COCOMOは開発規模から工数を推定するモデルだが、係数は組織の生産性に依存する。自社の実績データを蓄積して係数を補正しないと、現実に合った見積りにならない。パラメタの調整に過去の実測値が必要という点がCOCOMO利用の前提である。
出典:平成28年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問18(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。