PV・EV・AC(計画価値・出来高・実コスト)とは?
PV・EV・AC(計画価値・出来高・実コスト)とは、アーンドバリューマネジメント(EVM)で進捗とコストを定量的に管理するための3つの基本指標。PV(計画価値)は、ある時点までに完了しているはずの作業の予算額。EV(出来高/achieved value)は、実際に完了した作業に予算単価を掛けた金額で、進捗の実績を金額換算したもの。AC(実コスト)は、その作業に実際にかかった費用。この3指標を比較することで、「予定通り進んでいるか」「予算内に収まっているか」を同時に評価できる。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では3回出題されています(2017年度〜2024年度)。
ピーブイ・イーブイ・エーシー(けいかくかち・できだか・じつこすと)
PV・EV・AC(計画価値・出来高・実コスト)の意味
アーンドバリューマネジメント(EVM)で進捗とコストを定量的に管理するための3つの基本指標。PV(計画価値)は、ある時点までに完了しているはずの作業の予算額。EV(出来高/achieved value)は、実際に完了した作業に予算単価を掛けた金額で、進捗の実績を金額換算したもの。AC(実コスト)は、その作業に実際にかかった費用。この3指標を比較することで、「予定通り進んでいるか」「予算内に収まっているか」を同時に評価できる。
PV・EV・AC(計画価値・出来高・実コスト)の具体例
予算100万円のうち計画上50万円分(PV)進んでいるはずの時点で、実際には40万円分(EV)しか完了しておらず、費用は45万円(AC)かかっていた場合、進捗遅れとコスト超過の両方が読み取れる。
PV・EV・AC(計画価値・出来高・実コスト)は試験でどう引っ掛けられる?
ACは「実際に使ったお金」であり、EVは「完了した作業の予算換算額」であって「実際に使ったお金」ではない点を混同しやすい。
PV・EV・AC(計画価値・出来高・実コスト)と関連する用語
PV・EV・AC(計画価値・出来高・実コスト)が出た過去問
プロジェクト管理においてパフォーマンス測定に使用するEVMの管理対象の組みはどれか。
正解:コスト、スケジュール
要点:EVMは出来高を金額換算しコストとスケジュールを同時評価
EVM(アーンドバリューマネジメント)は、出来高(EV)を計画値(PV)や実コスト(AC)と比較して進捗と支出を同じ金額の尺度で評価する手法である。スケジュール差異とコスト差異の両方を同時に把握できる点が特徴となる。品質やリスクを直接測る手法ではない。
出典:平成29年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問18(IPA)プロジェクトマネジメントにおいてパフォーマンス測定に使用するEVMの管理対象の組みはどれか。
正解:コスト、スケジュール
要点:EVMは出来高を金額換算しコストとスケジュールを同時に管理する
EVM(アーンドバリューマネジメント)は、出来高(EV)を金額に換算し、計画値(PV)および実コスト(AC)と比較することで進捗とコストを同一の尺度で評価する手法である。EV-PVでスケジュール差異、EV-ACでコスト差異が求まる。したがって管理対象はスケジュールとコストの2つである。
出典:令和2年度 10月 高度共通_午前I試験 am1 問18(IPA)EVMで管理しているプロジェクトがある。図は、プロジェクトの開始から完了予定までの期間の半分が経過した時点での状況である。コスト効率、スケジュール効率がこのまま…
正解:計画に比べてコストは多くなり、プロジェクトの完了は遅くなる。
要点:EV<AC<PVはコスト超過かつ進捗遅れを意味する
現時点でEV<AC<PVという関係にある。EV<ACはコスト効率指数CPI=EV/ACが1未満であること、すなわち出来高に対して実コストが超過していることを示す。EV<PVはスケジュール効率指数SPI=EV/PVが1未満で、計画より出来高が遅れていることを示す。この傾向が続けば、コストは計画より多くなり完了は遅れる。
出典:令和6年度 春期 高度共通_午前I試験 am1 問18(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。