RTO・RPOとは?
RTO・RPOとは、RTO(目標復旧時間)は障害発生からサービス復旧までの目標時間、RPO(目標復旧時点)はどの時点のデータまで復旧できるようにするかの目標を表す指標。バックアップ方式(フル・差分・増分)や取得間隔の設計に直結する。
高度試験・午前I(全区分共通)の過去問では2回出題されています(2019年度〜2024年度)。
あーるてぃーおー・あーるぴーおー
RTO・RPOの意味
RTO(目標復旧時間)は障害発生からサービス復旧までの目標時間、RPO(目標復旧時点)はどの時点のデータまで復旧できるようにするかの目標を表す指標。バックアップ方式(フル・差分・増分)や取得間隔の設計に直結する。
RTO・RPOの具体例
「RTOは4時間以内、RPOは直近1時間以内」と定めた場合、障害発生から4時間以内にサービスを再開し、失われるデータは最大でも1時間分に抑えられるようバックアップ間隔を設計する。事業継続計画において、インシデント発生後どちらの目標時点までに何をすべきかを問う計算・選択問題がFEで出題される。
RTO・RPOは試験でどう引っ掛けられる?
RTOは「時間の長さ(復旧までの所要時間)」、RPOは「データのどの時点まで戻せるか」を表すという対象の違いを混同しやすい。
RTO・RPOと関連する用語
RTO・RPOが出た過去問
BCPの説明はどれか。
正解:事業の中断・阻害に対応し、事業を復旧し、再開し、あらかじめ定められたレベルに回復するように組織を導く手順を文書化したもの
要点:BCPは事業中断からの復旧・再開手順を文書化したもの
BCP(事業継続計画)は、災害や事故などで事業が中断・阻害された場合に、重要な業務をどう復旧・再開し、あらかじめ定めた水準まで回復させるかを、手順として文書化したものである。目標復旧時間(RTO)や目標復旧地点(RPO)を定めて備える点が特徴である。
出典:令和1年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問23(IPA)サービスマネジメントにおいて、中断したサービスを復旧させるときの目標を定めた指標に、RTO(目標復旧時間)、RPO(目標復旧時点)及びRLO(目標復旧レベル)が…
正解:サービスの中断から1日以内に、中断したサービスのうちの重要なサービスに限定してサービスを復旧する。
要点:RTOは復旧までの時間、RPOはどの時点まで、RLOはどの水準まで
RTOは中断からどれだけの時間で復旧するかという時間の目標、RLOはどの水準まで復旧するかという機能や範囲の目標である。「1日以内に」がRTO、「重要なサービスに限定して復旧する」がRLOに当たるため、この記述が二つを定めた例となる。
出典:令和6年度 秋期 高度共通_午前I試験 am1 問20(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。