呼量とは?
呼量とは、単位時間当たりの呼数と平均保留時間(1回の通信が回線を占有する時間)の積で表す、回線の平均的な使用量。単位はアーラン。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では4回出題されています(2017年度〜2025年度)。
こりょう
呼量の意味
単位時間当たりの呼数と平均保留時間(1回の通信が回線を占有する時間)の積で表す、回線の平均的な使用量。単位はアーラン。
呼量の具体例
1時間に30回の発信があり、平均保留時間が4分なら、呼量は30×(4/60)=2アーラン。
呼量は試験でどう引っ掛けられる?
呼量と関連する用語
呼量が出た過去問
180台の電話機のトラフィックを調べたところ、電話機1台当たりの呼の発生頻度(発着呼の合計)は3分に1回、平均回線保留時間は80秒であった。このときの呼量は何ア…
正解:80
要点:呼量=単位時間当たりの呼数×平均保留時間
呼量(アーラン)は、単位時間当たりの呼数と平均保留時間の積で求める。1台当たり3分(180秒)に1回の発生なので、180台では1秒当たり180÷180=1回の呼が生じる。これに平均保留時間80秒を掛けて、呼量は1×80=80アーランとなる。
出典:平成29年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問2(IPA)180台の電話機のトラフィックを調べたところ、電話機1台当たりの呼の発生頻度(発着呼の合計)は3分に1回、平均回線保留時間は80秒であった。このときの呼量は何ア…
正解:80
要点:呼量(アーラン)=単位時間当たりの呼数×平均保留時間
呼量(アーラン)は、単位時間当たりの呼の発生数×平均回線保留時間で求める。1台当たり3分に1回なので180秒に1回、180台では1秒当たり180÷180=1呼発生する。これに平均保留時間80秒を掛けて80アーランとなる。アーランは同時に使用されている回線数の平均値を表す量である。
出典:令和4年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問1(IPA)1時間当たりの平均通話回数が60で、平均保留時間は120秒である。呼損率を0.1にしたいとき、必要な回線数は最低幾らか。ここで、表中の数値は加わる呼量(アーラン…
正解:4
要点:必要回線数は呼量を収容できる最小の回線数を負荷表から読む
まず呼量を求める。1時間に60回、平均保留時間120秒なので、60×120=7,200秒ぶんの通話が1時間(3,600秒)に発生し、呼量は7,200÷3,600=2アーランである。表は呼損率0.1のときに各回線数が収容できる呼量を示しているので、2アーラン以上を収容できる最小の回線数を選ぶ。3回線は1.271までで足りず、4回線の2.045なら収容できる。
出典:令和6年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問3(IPA)180台の電話機のトラフィックを調べたところ、電話機1台当たりの呼の発生頻度(発着呼の合計)は3分に1回、平均回線保留時間は80秒であった。このときの呼量は何ア…
正解:80
要点:呼量=単位時間当たり呼数×平均保留時間で求める
呼量(アーラン)は「単位時間当たりの呼数 × 平均保留時間」で求める。電話機1台は3分=180秒に1回発呼するので、1台当たりの呼量は 80秒 ÷ 180秒 ≒ 0.444アーラン。これを180台分合計すると 0.444 × 180 = 80アーランとなる。1アーランは1回線が常時ふさがっている状態を表す単位である。
出典:令和7年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問1(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。