品質特性(機能適合性・性能効率性・互換性)とは?
品質特性(機能適合性・性能効率性・互換性)とは、システム・ソフトウェア製品の品質を評価する観点。機能適合性は明示的・暗黙のニーズを満たす機能を提供する度合い、性能効率性は消費する資源との関係で評価される性能の度合い、互換性は共存性と相互運用性を含む。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では4回出題されています(2017年度〜2024年度)。
ひんしつとくせい
品質特性(機能適合性・性能効率性・互換性)の意味
システム・ソフトウェア製品の品質を評価する観点。機能適合性は明示的・暗黙のニーズを満たす機能を提供する度合い、性能効率性は消費する資源との関係で評価される性能の度合い、互換性は共存性と相互運用性を含む。
品質特性(機能適合性・性能効率性・互換性)の具体例
保守作業で他システムと同居して動作する必要がある場合、共存性・相互運用性を含む互換性が重要になる。
品質特性(機能適合性・性能効率性・互換性)は試験でどう引っ掛けられる?
互換性を「他機種で動くこと」とだけ捉えない。共存性(同一環境で他製品と資源を奪い合わない)と相互運用性(情報交換できる)の2つを含む。応答時間は性能効率性、障害時の回復は信頼性で、機能適合性とは別の特性。
品質特性(機能適合性・性能効率性・互換性)と関連する用語
品質特性(機能適合性・性能効率性・互換性)が出た過去問
ソフトウェアの使用性を向上させる施策として、適切なものはどれか。
正解:オンラインヘルプを充実させ、利用方法を理解しやすくする。
要点:使用性はわかりやすさ・習得しやすさを高める品質
使用性(ユーザビリティ)は、利用者がシステムを理解し、習得し、使いこなせる度合いを表す品質特性である。オンラインヘルプを充実させて利用方法を理解しやすくすることは、習得性や理解しやすさを高めるので使用性の向上に当たる。
出典:平成29年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問24(IPA)日本国内において、無線LANの規格IEEE 802.11n及びIEEE 802.11acで使用される周波数帯の組合せとして、適切なものはどれか。
正解:IEEE 802.11n: 2.4GHz帯, 5GHz帯 / IEEE 802.11ac: 5GHz帯
要点:11nは2.4GHzと5GHzの両対応、11acは5GHz帯専用
IEEE 802.11nは2.4GHz帯と5GHz帯の両方を使えるのに対し、IEEE 802.11acは5GHz帯だけを使う。11acは広い帯域幅(最大160MHz)と多値変調で高速化を図っており、チャネル幅を確保しやすい5GHz帯に限定されている。11nは11b/gとの互換性から2.4GHz帯も使える点が違いである。
出典:令和3年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問15(IPA)日本国内において、無線LANの規格IEEE 802.11n及びIEEE 802.11acで使用される周波数帯の組合せとして、適切なものはどれか。
正解:IEEE 802.11n: 2.4GHz帯、5GHz帯 / IEEE 802.11ac: 5GHz帯
要点:11nは2.4GHzと5GHzの両対応、11acは5GHz帯専用
IEEE 802.11nは2.4GHz帯と5GHz帯の双方を使えるのに対し、IEEE 802.11acは5GHz帯だけを使う。11acは最大160MHzという広いチャネル幅と多値変調で高速化を図る規格であり、広い帯域を確保しやすい5GHz帯に限定されている。11nは11b/gとの互換性を保つため2.4GHz帯も使える。
出典:令和5年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問15(IPA)PCI Express 3.0、PCI Express 4.0及びPCI Express 5.0を比較した記述のうち、適切なものはどれか。
正解:1レーンの片方向最大転送レートは、PCI Express 4.0はPCI Express 3.0の2倍、PCI Express 5.0はPCI Express 4.0の2倍である。
要点:PCI Expressは世代ごとに1レーンの転送レートが倍増する
PCI Expressは世代ごとに1レーン当たりの転送レートを倍増させてきた。3.0は8GT/s、4.0は16GT/s、5.0は32GT/sであり、それぞれ前世代の2倍にあたる。世代間の後方互換性は保たれており、新しい世代のスロットに古い世代のカードを挿しても低い方の世代で動作する。
出典:令和6年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問22(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。