OFDMとは?
OFDMとは、使用する周波数帯を互いに直交する多数のサブキャリアに分割し、それぞれで低速に並列伝送する多重化方式。サブキャリア同士が直交しているため隣接キャリアの干渉を受けにくく、マルチパスによる符号間干渉にも強い。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2023年度)。
おーえふでぃーえむ
OFDMの意味
使用する周波数帯を互いに直交する多数のサブキャリアに分割し、それぞれで低速に並列伝送する多重化方式。サブキャリア同士が直交しているため隣接キャリアの干渉を受けにくく、マルチパスによる符号間干渉にも強い。
OFDMの具体例
IEEE 802.11a/g/n/acの物理層はOFDMを用いる。ガードインターバルを挿入して遅延波による干渉を吸収する。
OFDMは試験でどう引っ掛けられる?
拡散符号で信号を広帯域に拡散するスペクトル拡散(DSSS/FHSS)とは別方式。802.11bはDSSS、802.11a以降がOFDMという対応を押さえる。
OFDMと関連する用語
OFDMが出た過去問
高速無線通信で使われている多重化方式であり、データ信号を複数のサブキャリアに分割し、各サブキャリアが互いに干渉しないように配置する方式はどれか。
正解:OFDM
要点:OFDMは直交サブキャリアに分割して多重する方式
OFDM(直交周波数分割多重)は、データを多数のサブキャリアに分けて並列に送る方式である。各サブキャリアの周波数を互いに直交する間隔に配置するため、スペクトルが重なっても干渉せず、周波数利用効率が高い。無線LANやLTEなど高速無線通信で広く使われる。
出典:平成28年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問2(IPA)高速無線通信で使われている多重化方式であり、データ信号を複数のサブキャリアに分割し、各サブキャリアが互いに干渉しないように配置する方式はどれか。
正解:OFDM
要点:OFDMは直交サブキャリアに分割して多重する方式
OFDM(直交周波数分割多重)は、データを多数のサブキャリアに分けて並列に送る方式である。各サブキャリアの周波数を互いに直交する間隔に置くため、スペクトルが重なり合っても干渉せず、周波数利用効率が高い。無線LANやLTEなどの高速無線通信で広く使われている。
出典:平成30年度 秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問1(IPA)IEEE 802.11a/g/n/acで用いられる多重化方式として、適切なものはどれか。
正解:OFDM
要点:11a/g/n/acの多重化方式は直交サブキャリアを使うOFDM
IEEE 802.11a/g/n/acはいずれもOFDM(直交周波数分割多重)を採用している。周波数の異なる多数のサブキャリアを直交させて並列に伝送するため、周波数利用効率が高く、マルチパスによる符号間干渉にも強い。ASKやFSK、BPSKは個々のサブキャリアに情報を載せる変調方式であり、多重化方式ではない。
出典:令和3年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問3(IPA)高速無線通信で使われている多重化方式であり、データ信号を複数のサブキャリアに分割し、各サブキャリアが互いに干渉しないように配置する方式はどれか。
正解:OFDM
要点:OFDMは直交する多数のサブキャリアで並列伝送する
OFDM(直交周波数分割多重)は、送るデータを多数のサブキャリアに分けて並列に伝送する方式である。サブキャリアの間隔をシンボル長の逆数に合わせることで各サブキャリアのスペクトルが互いに直交し、重なり合っても干渉しない。周波数利用効率が高く、マルチパスによる符号間干渉にも強いため、高速無線通信で広く使われる。
出典:令和5年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問2(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。