PAP/CHAPとは?
PAP/CHAPとは、PPPのリンク確立後に利用者を認証する2つの方式。PAPはIDとパスワードを平文で1往復送るだけの単純な方式。CHAPはサーバが乱数のチャレンジを送り、端末がパスワードと合わせたハッシュ値を返す方式で、パスワード自体が流れず、接続中も定期的に再認証できる。
ネットワークスペシャリスト試験の過去問では1回出題されています。
ぱっぷちゃっぷ
PAP/CHAPの意味
PPPのリンク確立後に利用者を認証する2つの方式。PAPはIDとパスワードを平文で1往復送るだけの単純な方式。CHAPはサーバが乱数のチャレンジを送り、端末がパスワードと合わせたハッシュ値を返す方式で、パスワード自体が流れず、接続中も定期的に再認証できる。
PAP/CHAPの具体例
PPPoEでインタネット接続する際、事業者から配られる接続IDとパスワードの認証にこれらが使われる。接続できない障害では、認証方式の不一致(片側がCHAP必須で他方がPAPのみ)や、認証情報の打ち間違いを、PPPのネゴシエーション記録から切り分ける。
PAP/CHAPは試験でどう引っ掛けられる?
CHAPを「暗号化通信」と誤解しやすい。CHAPが守るのはパスワードの秘匿と再送攻撃への耐性だけで、その後のデータは平文のまま流れる。機密性が要るならIPsecやTLSを別途重ねる必要がある。またサーバ側は元のパスワードを保持している必要がある。
PAP/CHAPと関連する用語
PAP/CHAPが出た過去問
PPPに関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:リンク確立フェーズの後に認証プロトコルを実行することができる。
要点:PPPはLCPでリンク確立後、認証を経てNCPへ進む
PPPはリンク確立フェーズ(LCP)でリンクのパラメータを取り決めた後、必要に応じて認証フェーズに進み、PAPやCHAPといった認証プロトコルを実行する。その後にNCPでネットワーク層プロトコルの設定を行う。この段階的な手順がPPPの基本構成である。
出典:令和7年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問9(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。