デジタルフォレンジックスとは?
デジタルフォレンジックスとは、不正アクセスや情報漏えいなどの事案において、法的証拠となりうるデジタルデータを保全・収集・分析し、その完全性を証明できる形で提示するための一連の技術と手続き。証拠保全ではハッシュ値の取得や書込み防止装置の使用、取扱いの記録(証拠保全の連鎖)が重要。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では2回出題されています(2023年度〜2025年度)。
でじたるふぉれんじっくす
デジタルフォレンジックスの意味
不正アクセスや情報漏えいなどの事案において、法的証拠となりうるデジタルデータを保全・収集・分析し、その完全性を証明できる形で提示するための一連の技術と手続き。証拠保全ではハッシュ値の取得や書込み防止装置の使用、取扱いの記録(証拠保全の連鎖)が重要。
デジタルフォレンジックスの具体例
侵入されたサーバのディスクを、原本を書き換えないよう複製し、ハッシュ値で同一性を担保したうえで解析する。
デジタルフォレンジックスは試験でどう引っ掛けられる?
揮発性の高いデータ(メモリ、ネットワーク接続状態)から先に収集するのが原則。真っ先にサーバを再起動・停止すると証拠が失われる。
デジタルフォレンジックスと関連する用語
デジタルフォレンジックスが出た過去問
デジタルフォレンジックスに該当するものはどれか。
正解:犯罪に関する証拠となり得るデータを保全し,調査,分析,その後の訴訟などに備える。
要点:フォレンジックスは証拠データの保全と分析の手続
デジタルフォレンジックスは、不正アクセスや情報漏えいなどが起きた際に、証拠となり得るデータを改変せずに保全し、調査・分析して、訴訟や法的手続に備える一連の技術と手続をいう。証拠としての価値を保つため、収集から分析までの取扱いの経緯を記録することが重視される。
出典:令和5年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問24(IPA)外部から侵入されたサーバ及びそのサーバに接続されていた記憶媒体を調査対象としてデジタルフォレンジックスを行うことになった。そのために、表に示すa〜dを証拠として…
正解:d → c → a → b
要点:証拠の保全は揮発性の高いものから順に行う
デジタルフォレンジックスでは、失われやすい証拠から順に保全するのが原則である。メモリ上にしか存在せず再起動や時間経過で消えるルーティングテーブルの状態が最も揮発性が高く、次に上書きや削除の可能性があるサーバのハードディスク上のファイル、その次に別筐体で保存されているログサーバの記録、最後に書換えの起こらないCDの順となる。
出典:令和7年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問25(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。