バックアップ方式(フルバックアップ・差分・増分)とは?
バックアップ方式(フルバックアップ・差分・増分)とは、フルバックアップは全データを取得する方式で復旧が単純。差分バックアップは直前のフルバックアップ以降の変更分、増分バックアップは直前のバックアップ以降の変更分を取得する。フルバックアップの取得間隔を延ばすと、取得時間は減るが、復旧に適用すべき差分・増分が増え、復旧時間は長くなる。
プロジェクトマネージャ試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2024年度)。
ばっくあっぷほうしき
バックアップ方式(フルバックアップ・差分・増分)の意味
フルバックアップは全データを取得する方式で復旧が単純。差分バックアップは直前のフルバックアップ以降の変更分、増分バックアップは直前のバックアップ以降の変更分を取得する。フルバックアップの取得間隔を延ばすと、取得時間は減るが、復旧に適用すべき差分・増分が増え、復旧時間は長くなる。
バックアップ方式(フルバックアップ・差分・増分)の具体例
フルバックアップの間隔を2倍にすると、復旧時に適用するログや差分の量が増え、復旧に要する時間が長くなる。
バックアップ方式(フルバックアップ・差分・増分)は試験でどう引っ掛けられる?
バックアップ取得の負荷と復旧時間はトレードオフ。取得回数を減らせば復旧が重くなる、という関係が問われる。
バックアップ方式(フルバックアップ・差分・増分)と関連する用語
バックアップ方式(フルバックアップ・差分・増分)が出た過去問
データの追加・変更・削除が,少ないながらも一定の頻度で行われるデータベースがある。このデータベースのフルバックアップを磁気テープに取得する時間間隔を今までの2倍…
正解:ログ情報を用いて復旧するときの平均処理時間が約2倍になる。
要点:バックアップ間隔を延ばすと復旧時のログ適用時間が増える
フルバックアップの取得間隔を2倍にすると、1回のバックアップ以降に蓄積されるログの量が約2倍になる。障害から復旧する際は、直前のフルバックアップを戻したうえでその後のログを適用するため、ログ適用にかかる時間が約2倍に増える。バックアップ1回当たりのデータ量や処理時間は、データベースの大きさで決まるので変わらない。
出典:平成29年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問19(IPA)データの追加・変更・削除が、少ないながらも一定の頻度で行われるデータベースがある。このデータベースのフルバックアップを磁気テープに取得する時間間隔を今までの2倍…
正解:復旧時に行うログ情報の反映の平均処理時間が約2倍になる。
要点:フルバックアップ間隔を延ばすと復旧時のログ反映時間が延びる
フルバックアップの取得間隔を延ばしても、1回のバックアップで保存するデータベースの大きさは変わらないため、テープ使用量も所要時間もほぼ変わらない。一方で復旧時には、直近のフルバックアップ以降に蓄積されたログを反映する必要があり、間隔が2倍になればログ量も約2倍になるので反映処理時間も約2倍に延びる。
出典:令和1年度 春期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問20(IPA)データの追加・変更・削除が、少ないながらも一定の頻度で行われるデータベースがある。このデータベースのフルバックアップを磁気テープに取得する時間間隔を今までの2倍…
正解:復旧時に行うログ情報反映の平均処理時間が約2倍になる。
要点:バックアップ間隔を延ばすと復旧時のログ反映が伸びる
フルバックアップの取得間隔を2倍にすると、1回のバックアップで取る内容自体は変わらないので、テープ使用量も取得時間もほぼ変わらない。一方、障害時に最後のフルバックアップから現在までに反映すべきログの量は約2倍になるため、復旧時のログ反映処理時間が約2倍に伸びる。バックアップ頻度と復旧時間はトレードオフの関係にある。
出典:令和6年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 am2 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。