エラー埋込み法とは?
エラー埋込み法とは、意図的に埋め込んだエラーの検出率と、本来の(埋め込んでいない)エラーの検出数が同じ割合であると仮定して、潜在エラーの総数を比例計算で推定する手法。埋込みエラー数S、発見された埋込みエラー数s、発見された真のエラー数nのとき、潜在エラー総数の推定は n×S/s。
システムアーキテクト試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2017年度)。
えらーうめこみほう
エラー埋込み法の意味
意図的に埋め込んだエラーの検出率と、本来の(埋め込んでいない)エラーの検出数が同じ割合であると仮定して、潜在エラーの総数を比例計算で推定する手法。埋込みエラー数S、発見された埋込みエラー数s、発見された真のエラー数nのとき、潜在エラー総数の推定は n×S/s。
エラー埋込み法の具体例
100個埋め込んで25個見つかり(検出率25%)、真のエラーが30個見つかったなら、真のエラー総数は約120個、残存は約90個と推定する。
エラー埋込み法は試験でどう引っ掛けられる?
埋込みエラーと真のエラーが同じ見つけやすさであるという仮定に依存する。テスト担当者に埋込みを知らせてはならない。
エラー埋込み法と関連する用語
エラー埋込み法が出た過去問
エラー埋込み法では、検出したエラー数を測定することによって、その時点での埋込みエラー数を除いた潜在エラー数Tを推定することができる。Tを求める次の計算式の変数A…
正解:A:埋込みエラー数、B:検出した総エラー数、C:検出した埋込みエラー数
要点:埋込みエラーの検出率から総エラー数を比例推定する
エラー埋込み法では、あらかじめ埋め込んだエラーの検出割合が、もともと潜在していたエラーの検出割合と等しいと仮定する。したがって推定総エラー数は「埋込みエラー数×検出した総エラー数÷検出した埋込みエラー数」で求まり、A・B・Cはそれぞれ埋込みエラー数、検出した総エラー数、検出した埋込みエラー数になる。そこから埋込み分と既に検出した真のエラー分を差し引いた残りが潜在エラー数Tである。
出典:平成28年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問11(IPA)ソフトウェアの潜在エラー数を推定する方法の一つにエラー埋込み法がある。100個のエラーを意図的に埋め込んだプログラムを、そのエラーの存在を知らない検査グループが…
正解:40
要点:埋込みエラーの発見率から潜在エラー総数を比例推定する
埋め込んだ100個のうち20個が見つかったので、検査グループの発見率は20%と推定できる。発見された30個のうち埋込み以外は10個であり、これが本来のエラーの20%に当たるため、本来のエラーの総数は10÷0.2=50個と推定される。既に10個見つかっているので、残存する潜在エラーは50−10=40個となる。
出典:平成29年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問9(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。